- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県長門市
- 広報紙名 : 長門市広報 知っちょこ 令和8年2月号
市では、オーガニックビレッジ宣言後、有機野菜栽培への支援やオーガニックマルシェの開催など、生産者と消費者へ有機農業の推進を図っています。
○有機農業ってなに?
農業は、食料の生産および供給という役割だけでなく、自然環境の保全や水資源のかん養などの多面的な機能を有する、本市の重要な基幹産業です。
一方、近年では、農業生産に伴う環境負荷への懸念や、安全・安心な食品を求める消費者意識の高まりが見られます。
有機農業は、次の方法を用いて行われる環境に配慮した農業とされています。
・化学的に合成された肥料および農薬を使用しない
・遺伝子組み換え技術を利用しない
・農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する
○長門の有機農業
市では、令和5年3月に、農業を若者が参入しやすい、多様な担い手による持続可能な「成長産業」として育てていくことを目的に、「オーガニックビレッジ」を宣言しました。この宣言をきっかけに、有機農業の生産拡大や有機農産物の消費拡大に向けた取組が本格的にスタートしました。こうした有機農産物の魅力や安全性について、生産者と消費者の双方に正しく理解してもらうため、さまざまな啓発活動などを行っています。
○有機農業に挑む生産者たち
令和7年3月、有機栽培や減農薬栽培などの環境にやさしい農業を目指す農業者が集結し、「JA山口県長門有機農業生産部会」が発足しました。
部会では、有機JAS認証(または無農薬)と特別栽培(化学肥料10割削減、化学合成農薬8割削減(除草剤のみ使用))以上に取り組むこととし、利用食味目標80点以上を目指しています。
部会は、令和7年5月に紙マルチ田植機を用いた田植えにより、雑草を抑えながら農薬を使わない水稲栽培に取り組みました。
昨秋には、育苗から刈取りまでの栽培期間中に農薬や科学肥料を使わない地球に優しい環境で育った米(栽培期間中農薬不使用米)が収穫されました。
○部会・ブランド米の愛称が決定
昨年11月、市民の皆さんに親しみをもってもらいたいと、市内の小中学生を対象に愛称を募集しました。部会愛称は、明倫小学校3年生・小林叶実さんの「NOA(Nagato Organic Agriculture」」(ノア)に、ブランド米愛称は、深川小学校6年生・國重翔平さんの「ゆうきまる長門」に決定しました。
●JA山口県長門有機農業生産部会
「NOA」部会長 谷野和幸さん
部会には、美しい長門の景色とおいしさを、未来の子どもたちへ残していきたいという想いを持った農家が集まっています。
「ゆうきまる長門米」は、環境に配慮し、安全・安心で本当においしいものを届けたいという気持ちを込めて生産しています。
これからも有機農業の輪を広げ、長門市から全国へ、有機作物を待っている皆さんに届けていきたい――。
このお米を通して、私たちの想いが皆さんに伝わればうれしいです。
■ゆうきまる長門米を食べちゃろう with 共創おにぎり
○2/8(日)@道の駅センザキッチン
9:00~18:00
・道の駅センザキッチン内の飲食テナントと惣菜コーナーの各種メニューで「ゆうきまる長門米」を提供(7日(土)も提供)※一部店舗を除く
ゆうきまる長門米を食べた人には海鮮汁を無料でプレゼント!
11:00~15:00
・「ゆうきまる長門米」販売
・大阪・関西万博で提供した「共創おにぎり」販売(ゆうきまる長門米を使用)
・「共創おにぎり」各市の特産品販売
神谷よしえさんも参加されます!
各300[各種60個]
・長門市 長州黒かしわ
・新潟県村上市 村上茶飯と塩引き鮭
・大阪府松原市 鴨葱
・和歌山県有田市 みかん
・佐賀県多久市 佐賀牛しぐれ煮
※詳細は本紙をご参照ください。
令和7年7月28日(月)から4日間、2025大阪・関西万博LocalJapan展で、長門市を含む5市(新潟県村上市、大阪府松原市、和歌山県有田市、佐賀県多久市)が「日本各地の食と世界“共創おにぎり”で結ぶ」をテーマに、「おにぎり神谷」の神谷よしえさんがにぎった各市自慢の地域食材を活かした「共創おにぎり」を提供しました!
問合せ:観光政策課観光振興班
【電話】23-1251
■「共創おにぎり」4市の魅力を紹介!
○新潟県村上市
村上市は、新潟県の最北端に位置する「鮭・酒・人情」(さけ・さけ・なさけ)のまちです。自然に恵まれ、城下町の歴史や伝統、食文化など多彩な魅力があふれています。秋になると「三面川」に鮭が遡上する村上では、古くから鮭を守り、大切にしてきた歴史があります。また、村上の風土が育んだ特産品として「塩引き鮭」や北限の茶所である「村上茶」などもあり、その魅力は尽きることがありません。
○大阪府松原市
松原市は、大阪府のほぼ中央「大阪のへそ」、南河内地域の玄関口に位置しています。「スケボーのまちまつばら」を掲げ、スケートボードパークが2カ所あり、日本最古の街道「竹内街道」など歴史を感じられる名所もあります。地場産品では最高級合鴨の「河内鴨」や甘み・香りが特徴の「難波葱」が人気です。
○和歌山県有田市
有田市は和歌山県北西部に位置し、関西国際空港から約1時間の距離です。南北には山々、中央に有田川、西に紀伊水道と豊かな自然の中で、日本一の「有田みかん」や「太刀魚」などの漁業資源が人々の暮らしを支えてきました。自然と伝統が育んだ食材を世界へ発信するため、有田ならではの観光商品の造成に取り組んでいます。
○佐賀県多久市
多久市は佐賀県の中央に位置し、「論語」で知られる孔子の像を安置する国の重要文化財『多久聖廟(たくせいびょう)』があります。また、民家や商店、公共施設の壁にアートを描く「多久市ウォールアートプロジェクト」を実施しています。豊かな自然に恵まれ、佐賀牛や米、伝統野菜など多種多様な食材にあふれたまちです。
問合せ:農林水産課農業振興班
【電話】23-1237
