くらし 令和6年度 決算報告

一般会計および特別会計の収支はすべて黒字となりました。また、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく健全化判断比率と資金不足比率についても、すべて早期健全化基準以下となりました。

■一般会計
令和6年度一般会計の決算額は、歳入総額252億8,221万6千円、歳出総額239億8,255万5千円となり、令和7年度への繰越事業に充てる6億4,991万8千円を差し引き、実質収支額は6億4,974万3千円の黒字となりました。

▽令和6年度ピックアップ事業
・新ごみ処理施設整備事業
令和6年度事業費 29億4,078万8千円(総事業費見込み 60億666万2千円)
・市制20周年記念映画製作事業(仮) 2,001万2千円(令和7年11月7日(金)徳島先行上映)
・保育所・認定こども園における保育料および給食費無償化事業 1,328万6千
・円岡原多目的緑地公園屋外用バスケットコート整備事業 5,864万7千円
・ハザードマップ改訂事業 1,265万円

▽歳入 252億8,221万6千円
前年度比 32.7億円増〔14.8%増〕
主な増減:
・市債 14.1億円増
→新ごみ処理施設整備に伴う環境施設整備事業債などの増
・国庫支出金 8.2億円増
→新ごみ処理施設整備や定額減税調整給付金支給に伴う国庫支出金の増など
・地方税 1.3億円減
→定額減税に伴う市民税の減など

▽歳出 239億8,255万5千円
前年度比 28.5億円増〔13.5%増〕
主な増減:
・普通建設事業費 23.6億円増
→新ごみ処理施設整備に伴う工事費などの増
・扶助費 3.5億円増
→電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金負担金や定額減税調整給付金などの増
・物件費 0.6億円減
→新型コロナウイルスワクチン接種事業などの減

▽借金と貯金
普通建設事業費の増加に伴い、市債発行額が増加した一方で、3.0億円の繰上償還を行った結果、市債残高は208.7億円(前年度比1.5億円減)となりました。
また、特定事業の実施や財源不足等に使用する基金は、環境施設整備基金を5.2億円、減債基金を2.2億円取り崩したことなどにより、基金残高は108.3億円(前年度比8.3億円減)となりました。

■特別会計

■健全化判断比率資金不足比率

地方公共団体は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、健全化判断比率と資金不足比率を算定し、監査委員の審査に付した上で、議会に報告後、公表することが義務付けられています。

■まとめ
令和6年度においては、基金残高が減少したことなどにより、前年度には算定されなかった将来負担比率が2.0%に上昇しました。しかしながら、引き続き健全な財政状態を維持しています。令和7年度においても、新ごみ処理施設整備事業などに伴う市債発行額の増加や基金残高の減少が見込まれます。今後も市政運営を持続可能なものとするため、行財政改革をさらに推進し、身の丈に合った財政運営に努めていきます。

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