くらし 令和6年度水道事業会計決算のあらまし

水道事業会計は、(1)「収益的収支」と、(2)「資本的収支」の2本立てで成り立っています。

(1)収益的収支(消費税抜き)
収益的収支では、水道水をつくり、皆さんの家庭に送り届けるために必要な支出と、その財源となる水道料金などの収入を経理しています。
令和6年度末の給水戸数は、16,067戸、年間総配水量は5,036,268立方メートルでした。
令和6年度の純損益は、約3,887万円の赤字となっています。これは、老朽管を修理するための費用や、浄水場などで機械を動かすための動力費が増えたためです。

(2)資本的収支(消費税込み)
資本的収支では、水道施設ならびに水道管の更新や耐震化をするために必要な支出と、その財源となる企業債などの収入を経理しています。支出に対して不足する額は、内部留保資金(減価償却費などの現金の支出を伴わない費用で、企業内部に残っている資金)で補てんしました。


給水原価とは、有収水量1立方メートルをお届けするために必要な費用です。
今年度は、約154円かかったことになりました。費用の内訳は上の図のとおりです。
今後とも市民の皆さんの信頼に応えるべく、安心かつおいしい水の供給と健全経営に努めていきます。

問い合わせ:水道課
【電話】22-2256【FAX】22-2254