くらし 町長コラム

◆救命救急
石井町長 小林 智仁

8月5日、群馬県伊勢崎市で41.8度を記録し、国内最高気温が更新されました。1995年の東京の8月の平均気温が28度だったことからすると、この30年で目に見えて気温が上昇し続けていることが分かります。それに伴い、熱中症の危険も格段に高まっています。
熱中症で救急搬送される方の数は、石井町でも年々増加傾向にあります。熱中症は、重症度によっては即命に関わる危険なものです。特に屋内では知らず知らずのうちに症状が進みますので、適切にエアコンを使用しながら、意識して水分をとるよう心がけてください。
名西消防本部、石井消防署も老朽化した庁舎の建替えが進んでいます。現在の庁舎は築約50年。当時は男性の職場との意識が強く、男女共用トイレや女性の仮眠室がないなど、女性消防職員が勤務しにくい作りとなっていました。新庁舎では、男女関係なく勤務できる体制が整います。救える命を救うため、更なる機能向上を目指していきます。