健康 風しん予防にはワクチン接種が有効です

今年の9月26日、世界保健機関(WHO)により日本は風しんが流行していない地域であることを示す『排除』状態に認定されました。『排除』状態とは、日本国内に定着した風しんウイルスによる感染が3年間見つかっていないことで認定されます。
この『排除』状態を維持するためには、ワクチン接種(主に麻しん風しん混合ワクチン)を受けることが有効です。みなさん、適切な時期にワクチン接種はお済みですか。

◆風しんってなに?
・感染すると発熱や発疹・リンパ節の腫れ等が現れます。子どもの場合症状は比較的軽いですが、まれに脳炎などの合併症があります。大人の場合は発熱や発疹の期間が子どもより長く、関節痛もひどくなります。
・特に、妊娠初期の妊婦さんが風しんに感染すると、高い確率で胎児が先天性風しん症候群を持って生まれます。

風しんウイルス

妊婦に感染すると…

先天性風しん症候群を発症する可能性が!
・白内障 網膜症 緑内障 等
・難聴
・動脈管開存症 心室中隔欠損症 等
・低出生体重 血小板減少性紫斑病 等

◆町で定期接種または費用助成している風しんのワクチン
ワクチン接種によって、95%程度の人がウイルスに対する免疫を獲得できると言われています。

問合せ:健康増進課
【電話】674-0001