- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県北九州市
- 広報紙名 : 北九州市政だより 令和7年3月1日号
【第5次北九州市男女共同参画基本計画】
さまざまな取り組みを進めていきます
◆柱1 ジェンダー平等が浸透した社会の実現
安河内さん「男性が洗濯をするCM。メディアの影響も大きいですよね」
・ジェンダー平等社会の実現に向けた理解の促進
・男性にとってのジェンダー平等の推進
・子どもの頃からのジェンダー平等の理解の促進
◇男性向けの講座も開催しています!
男女共同参画センター・ムーブ(小倉北区大手町、【電話】093-583-3939)
◆柱2 あらゆる分野の方針決定過程への女性の参画拡大
・企業における方針決定過程への女性の参画拡大
・地域における方針決定過程への女性の参画拡大
・市における方針決定過程への女性の参画拡大
・政治分野への女性の参画拡大
◇地域で女性が活躍していくために
北九州市女性団体連絡会議会長 大河内哲子さん
男性も女性もですが、地域のこと全部に関わる必要はなくて、自分の得意分野や関心のあることに参加するといいと思います。それが広がっていくことで、みんなの意識も変わっていくんじゃないかな。そこで女性にアドバイスするとしたら、いつ何を尋ねられても遠慮せず、自分の意見をはっきりと伝えてほしいということです。そして、私たち女性団体の活動でも大切にしている事ですが、どんな活動でも企画段階から男女が共に関わることが大事だと思います。
◆柱3 女性が多様に活躍できる経済社会の実現
濱西さん「やっぱり長く働き続けられることが理想的です」
・女性の就業・起業支援
・女性が働き続けることができる環境づくり支援
・女性の再就職支援
詳細は連載コーナー「子育て応援!ミニコーナー」をご覧ください
※詳しくは本紙をご覧ください。
◇「ウーマンワークカフェ北九州」をご利用ください
子育て世代からミドル世代女性の「はたらく」を応援!(小倉駅北側(AIMビル2階)、【電話】093-551-0092)
◇「Woman(ウーマン)Will(ウィル)北九州」をご存じですか?
「北九州市をもっと愛されるまちに」することを目指し、女性の視点から市政へのアイデアを提言してもらう新たなプロジェクトが生まれました。
問い合わせ:政策局政策課
【電話】093-582-2302
◆柱4 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進
大淵さん「さまざまな企業の好事例が「見える化」できるといいですよね」
・男女が共に仕事と生活を両立できる社会の実現
・多様なライフスタイルに対応した子育てや介護等の支援の充実
◇新しい働き方は「誰もが気兼ねなく使えること」で定着する
(株)YEデジタル 音成邦紀さん
当社では、柔軟な働き方の選択肢としてテレワークやフレックスタイムが定着しています。おかげで子どもたちとの時間を作ることもできていますITなどハード面の環境が整っているということもありますが、特別な申請などをする必要がないため誰もが気兼ねなく利用できるようになりました。ルールさえ決めれば、社員同士のコミュニケーションもしっかりと取れます。
時間を有効に使えるから残業も減り、オンとオフのメリハリがつくようになりました。仕事の成果はむしろ上がっていると感じています。
※(株)YEデジタル(北九州イクボス同盟加盟)は、「北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰市長賞」「福岡県男女共同参画表彰」を受賞しています。
◇男性も仕事と育児を両立できる社会へ
男性の育児休業取得は、男性が育児に積極的に参画することを通して、男性自身の働き方を見直すきっかけとなるほか、職場全体の業務等の改善にもつながることが期待できます。
・男性の育児休業の取得について
男性 肯定派80.1% 否定派8.0% わからない・無回答11.9%
女性 肯定派81.8% 否定派8.5% わからない・無回答9.6%
資料:「北九州市の男女共同参画社会に関する調査」令和4年
男性自身や自分の夫が育児休業を取得することに肯定的な考えは、男女ともに8割を超えています
◆柱5 安心して健康に暮らせる社会の実現
・DVの防止及び被害者の支援
・ハラスメント及び性犯罪等の防止
・生涯を通じた女性のヘルスケア
・困難を抱えた女性等が安心して暮らせる支援
・防災における男女共同参画の推進
◇身体的暴力だけがDVではありません
近年増加するDVは、自分がDVを受けていると気付かずに、我慢してしまう人が多いといわれています。
DVの例:
・日常的に子どもにパートナーの悪口を吹き込む
・スマートフォンや行動を細かくチェックする
・生活費を渡さない など
DV被害に遭った時の相談先(複数回答)
友人・知人 24.0%
家族・親族 23.0%
警察・相談窓口・医療従事者など 13.7%
どこ(だれ)にも相談しなかった 49.9%
その他・無回答 9.3%
資料:「北九州市の男女共同参画社会に関する調査」令和4年
「どこ(だれ)にも相談しなかった」の回答が約半数!
◇皆さんが一人で抱えている悩みもDVに該当するかもしれません。気軽にご相談ください。
北九州市配偶者暴力相談支援センター
【電話】093-591-1126
火~金曜日9時30分~20時
土・日曜日9時30分~17時
※いずれも祝・休日は除く
各区役所子ども・家庭相談コーナーでも相談を受け付けています
この特集に関するお問い合わせ:総務市民局女性の輝く社会推進室
【電話】093-582-2405