くらし 平尾台の野焼きがつなぐ、自然と暮らし

春を迎える前のこの時期、平尾台では「野焼き」が行われます。これは、自然を守り、次の世代へ受け継ぐために欠かせない大切な営みです。野焼きの前には、火が広がりすぎないように草を刈り取り、「防火帯」を作ります。消防関係者や地元団体、市の職員など多くの人が関わり、風向きや天候を慎重に見極めながら進められる安全第一の作業です。
火を入れることで、古い草や害虫が取り除かれ、希少な植物が芽吹きやすくなります。また、草原が森林化するのを防ぎ、平尾台らしい雄大な景観を保つことにもつながっているのです。
この景観は、ただ自然に任せているだけでは守れません。人の手が入り、長い年月をかけて受け継がれてきたからこそ、今の平尾台があります。野焼きのあとの黒い大地には、やがて新しい命が芽吹き、再び美しい草原が広がります。

■平尾台野焼きについてのお知らせ(2月22日(日)実施)
観覧はソラランド平尾台(小倉南区平尾台1丁目)で可能です。当日は危険防止のため、交通規制を県道28号(直方行橋線)と市道新道寺110号線の一部で行います。風向きによっては灰が降る恐れがありますので、洗濯物などを干す際はご注意ください。実施の可否については当日8時30分から北九州市コールセンター(【電話】093-582-4894)に問い合わせを。詳細は市のホームページでもご覧になれます。

問合せ:小倉南区役所コミュニティ支援課
【電話】093-951-1037