- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県田川市
- 広報紙名 : 広報たがわ 令和7年12月1日号
高血圧は生活習慣病の一つで、高齢者の3人に2人が高血圧と診断されています。
本市でも、後期高齢者の多くが受診や服薬をしている状況です。
■POINT1 高血圧はなぜいけないの?
高血圧は血管の質を悪化させ、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞の原因になります。また、糖尿病も悪化させるため、毛細血管が多い臓器(腎臓や目など)にも悪影響を与え、さまざまな合併症(腎不全や視力障がい)を引き起こします。自覚症状がない場合が多いため、気付いたときには重大な病気になっていることも少なくありません。
■POINT2 高血圧の原因
※日本人(成人)の食塩摂取量の目標値(厚生労働省推奨):男性7.5g/日、女性6.5g/日
食塩の過剰摂取が高血圧に大きく影響します。食塩は、調味料だけではなく加工食品などにも多く含まれており、現状では、多くの日本人が目標値より3~4g程度多くの食塩を摂取しています。
■POINT3 食塩の摂りすぎが骨粗しょう症を悪化させる
高血圧に大きな影響を与える食塩ですが、多く摂取することで骨内のカルシウム流出を促進させてしまうため、骨密度が低下します。その結果、骨粗しょう症を引き起こしたり悪化させたりしてしまうのです。食塩の摂りすぎは、結果的に、右の図のようなフレイルや要介護の悪循環を招いてしまいます。

◆[高血圧対策!]増カリウムのための3つのポイント
塩分(ナトリウム)を体外に出すためには、カリウムを多く含んだ食品を摂ることが大切です。
カリウム摂取量は、1日に男性3,000mg以上、女性2,600mg以上が目標です。
▽野菜のカリウム量
副菜1つ分(約70g)の例
・冷やしトマト 150mg
・ほうれん草のお浸し 360mg
・具だくさん味噌汁 330mg
・茹でブロッコリー 150mg
・かぼちゃの煮物 370mg
野菜料理は食塩が多くなりがち。
薄味を心がけましょう。
▽果物のカリウム量
果物1つ分(約100g)の例
・りんご半分 120mg
・キウイフルーツ(1つ) 300mg
・みかん(1つ) 150mg
・バナナ(1本) 360mg
果物を食べるタイミングは朝か昼がおすすめです。
▽牛乳・乳製品のカリウム量
・牛乳(100ml) 150mg
・ヨーグルト(100g) 150mg
・プロセスチーズ(1かけ) 10mg
・スライスチーズ(1枚) 10mg
チーズは食塩が多いため食べ過ぎに注意してください。
※腎臓に疾患がある人は、主治医に相談してください。
■POINT4 まずは、健診を受けましょう!
健診では、全身の健康状態を確認できます。病院を受診していても年に1回は健診を受けましょう。
※受診には、受診票が必要です。受診票を紛失した場合は、下記で再発行できます。健診後は、保健師や管理栄養士が高血圧などに関する個別相談に応じます。気軽に相談してください。
受診票の再発行先:福岡県後期高齢者広域連合お問い合わせセンター
【電話】092-651-3111
問合せ:市保健センター(後期高齢者担当)
【電話】44-8270
【電話】85-7119
