健康 ヘルスケア・トピックス☆11月14日は世界糖尿病デー

世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために、1991年に国際糖尿病連合と世界保健機関によって11月14日は「世界糖尿病デー」に制定されました。この日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日にちなんでおり、全世界で糖尿病の予防や治療継続を呼びかける啓発キャンペーンが行われます。

◆Check 糖尿病とは
血液中の糖分が本来よりも多くなっている病気です。
血糖値を下げるインスリンの不足や、インスリンの働きが悪くなるために、血液中の糖分が多い状態(高血糖)が慢性的に続く病気です。この状態を放置していると、目や腎臓など全身のさまざまな血管を傷つけ、自覚症状のないまま合併症を引き起こします。

・日本人の糖尿病
国民健康・栄養調査によると、糖尿病で治療している人は552万3千人と推定され、糖尿病予備軍を含めると約2千万人と言われています。

・健診を受けて血糖値をチェック!
糖尿病予防、早期発見のために、まずは健診を受けましょう。40~74歳の人は特定健診、20~39歳の人は20・30歳代健診、75歳以上の人は後期高齢者健診を受診できます。くわしくは、本紙19ページ掲載の二次元コードをチェック
血液検査で「血糖値」「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」を測定することで、糖尿病なのか、その予備軍なのかを判断することができます。

・糖尿病の原因
食べすぎ、運動不足、肥満、ストレス、遺伝などがあります。

◆Point 糖尿病を予防し、悪化を防ぐには
バランスのとれた食事、適度な運動習慣、適正体重の維持が基本です。
(1)バランスのとれた食事
・主食・主菜・副菜のそろった食事をとりましょう
・1日3食食べましょう
・食べ過ぎに注意しましょう
・清涼飲料水やお菓子は控えめにしましょう
(2)適度な運動習慣
・こまめに体を動かしましょう
・ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れましょう
・筋力をつけましょう
(3)適正体重の維持
・BMIを適正に維持しましょう

◆健康相談
健診の結果など健康に関して気になることなどがあれば、気軽にご相談ください。面談、電話、リモートなどの方法で対応しています(予約制)。

◆生活習慣病予防教室(要予約)
テーマ:糖尿病予防について
日時:11月14日(金)13時30分~15時10分(受付13時~13時20分)
場所:市役所 多目的室1・2
講師:公立八女総合病院 岩田慎平 医師
申し込み:健康推進課保健指導係
【電話】23-1352

問い合わせ:健康推進課保健指導係
【電話】23-1352