くらし 令和6年度決算

■単年度の収支はほぼ均衡
市の一般会計決算における歳入歳出差引は18億4,414万円、翌年度への繰越財源を除く実質収支は17億745万円となりました。この実質収支には、令和5年度までの繰越金が含まれているため、この影響を除いた令和6年度の収支は約4,300万円で、ほぼ均衡しています。

■歳入
前年度比6.3%減となりました。再編新設小学校整備事業がピークを超えたため、国庫支出金は前年度比10.3%減、市債は前年度比66.2%減となりました。
一方で、市税は前年度比4.6%増と過去最高額になりました。また、定額減税による減収補填のための特例交付金により、地方特例交付金は前年度比325.5%増加しています。

■歳出
前年度比7.0%減となりました。再編新設小学校整備事業費の減少などにより、普通建設事業費が前年度比60.3%減少しました。
一方で、市庁舎建設に向けた庁舎建設基金への積み立てなどにより、積立金が前年度比115.2%増加したほか、定額減税補足給付事業などによって補助費などが前年度比17.6%増加しています。

■令和6年度に行った主な事業
◇人口減少・少子高齢化への対応
・子ども医療事業…2億3,156万円
・再編新設小学校整備事業…5億4,733万円

◇防災・減災対策の強化
・都市構造再編集中支援事業…1億9,507万円
・水路改良事業…7,654万円

■市民1人当たりの支出額…48万191円
(令和7年3月末日住民登録人口=4万8,972人)

◇目的別の支出額(1人当たりの額)

■基金と市債の残高の推移(令和7年3月末日現在)
◇基金残高
庁舎建設に備えた庁舎建設基金の積み立てなどにより、前年度比9億円の増加となりました。令和6年度は新たに「こども未来基金」を設立し、1千万円を積み立てています。この基金は、子どもの成長を支える環境づくりや子ども・子育て施策のための財源として、令和7年度以降活用していきます。
◇市債残高
令和6年度に11億円の市債を発行した一方、13.7億円を償還したことで、前年度比2.7億円の減少となりました(右図参照)。

問合せ:財政課
【電話】53-4486