くらし 謹賀新年

大野城市長 堤かなめ

あけましておめでとうございます。令和8(2026)年の年頭にあたり謹んでごあいさつを申しあげます。
昨年の市長選挙において、多くの市民の皆様をはじめ、各方面から温かいご支援を賜り、大野城市長に就任いたしました。期待の大きさと、託された職責の重さに改めて身の引き締まる思いです。
さて、昨年を振り返りますと、9月に行われた東京2025世界陸上男子35km競歩において、本市出身の勝木隼人(かつきはやと)選手が銅メダルを獲得され、勇気と元気を与えてくれました。地元福岡では、福岡ソフトバンクホークスが5年ぶりの日本一に輝き、大いに盛り上がりを見せました。そのような中、本市は昨年4月に福岡県初の「女子野球タウン」に認定されました。今年は、本市に活動拠点を置く硬式女子野球チーム「九州ハニーズ」と連携し、地域の女性地位向上を考える活動を進めてまいります。
一方で、昨年は日向灘やカムチャツカ半島付近、トカラ列島近海などを震源とする大きな地震に苛まれた一年でもありました。本市中央部直下にある警固断層帯は、地震の発生確率が最も切迫性の高いSランクに位置づけられています。いつ大地震が発生してもおかしくありません。その状況下、かねてより計画しておりました「(仮称)防災危機管理センター」の建設に着手しました。令和9年10月(予定)の供用開始に向け整備を着実に進めてまいります。
ところで、本市では「未来をひらく にぎわいとやすらぎのコミュニティ都市」を実現すべく「第6次大野城市総合計画後期基本計画」を推進しています。
『にぎわい』のまちづくりとして、大野城総合公園キャンプ場が今年4月にリニューアルオープンします。「利便性・気軽さ」を追求した誰もが利用しやすいキャンプ場として整備しますので、皆様是非お越しください。また、昨年10月に来館者60万人を達成した大野城心のふるさと館では、身近で気軽に歴史などに親しむことができるよう、今年もさまざまなイベントを企画してまいります。
『やすらぎ』のまちづくりとして、昨年から「1か月児健康診査」「5歳児健康診査」を開始し、出生後から就学前までの切れ目のない健康診査の実施体制を強化しました。帯状疱疹の予防接種では、国の定期接種に加え、本市独自の施策として65歳以上のすべての方への予防接種を開始しました。
また、子育て世帯の経済的負担の軽減のため、昨年の2学期より小中学校給食の無償化を開始しました。今後は、昨年10月に設置された「今後の学校給食のあり方に関する調査特別委員会」と連携し、選択制給食から全員制給食への移行の検討など、学校給食のあり方について調査・研究を行ってまいります。さらに、学校に行きづらさを感じているこどもたちが安心して通える新たな学び場として「学びの多様化学校」を今年の4月から開校し、不登校児童生徒支援の更なる充実を図ってまいります。昨年11月に就任しました元主(もとぬし)新教育長のもと「誰一人見捨てない・誰一人取り残さない」学校づくりを進めてまいります。
結びに、市政は、市長と市議会が車の両輪となり、互いに協力して進めていく必要があります。先人の築いてこられた歴史と想いを受け継ぎ、市議会と対話を重ねながら信頼を深め共に切磋琢磨し、今年の干支「午(うま)」の如くたくましい足取りで本市の発展に努めてまいる所存です。引き続き、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。
市民の皆様にとって、今年一年が素晴らしい年となりますよう祈念いたしまして新年のあいさつといたします。
令和8年 元旦