くらし 令和6年度国民健康保険特別会計 決算

国民健康保険特別会計は、国民健康保険(国保)の運営に関する収入および支出の会計です。
歳出(支出)は、国保加入者の医療費の支払いや、国民健康保険の運営主体である県への事業費納付金、特定健診の費用などがあります。
歳入(収入)は、国保加入者が納付した国民健康保険税、国や県からの補助金・交付金などのほか、市(一般会計)からの繰入れを行うことにより収支を維持しています。

■歳出

■歳入

◇国保財政の状況
令和6年度の歳出の大部分は医療費(保険給付費)が占めており、被保険者数の減少に加えて、1人当たりの保険給付費も減少したことから、総額は前年度比7.3%の減となりました。一方、税率改定などにより国保税の税収が増加したことから、財政状況の改善が進み、これまで毎年度発生していた、一般会計からの繰入金における赤字補填(財政支援)分の繰入れは行いませんでした。
今後も国保財政の健全運営に、理解と協力をお願いします。

■総医療費・国保税・被保険者数の推移と国保財政健全化の取組み

1人当たり総医療費・国保税と被保険者数の推移

将来にわたって国民健康保険制度が持続可能なものとなるよう、現在、財政運営の見直しに取り組んでいます。国保加入の皆さんの理解と協力をお願いします。

(1)医療費の適正化
・特定健診など、自分の健康状態を把握し、健康づくりに努めましょう。
・ジェネリック医薬品やお薬手帳、かかりつけ医の活用により、医療費を削減しましょう。

(2)収納率の向上
・国保税は必ず納期内に納めましょう。(便利な口座振替をぜひ利用してください。)
・会社の健康保険や家族の健康保険に加入した場合など、忘れずに届け出をしましょう。

問い合わせ先:国保年金課
【電話】580-1846