くらし 〔THE HUMAN RIGHTS〕シリーズ 人権を考えるー319

■排泄(はいせつ)は生きている証
排泄を支える海津木苑(うつぎえん)

古賀市・福津市で発生した、し尿や浄化槽汚泥などを適正に処理する施設『海津木苑』。私たちが生きていく上で、当たり前に行う『排泄』を支える施設です。

海津木苑では、本来のし尿などの処理に加え『人権教育・啓発の一拠点』として施設見学を通した人権研修も実施しています。
市内全小学校の4年生は毎年海津木苑で施設見学を行い、排泄行為の大切さを『排育』として学んでいます。

◇『排育』とは
「食べて出す」は必ず誰もが行います。汚い・くさい・恥ずかしいなどの排泄行為へのマイナスな考えを改め、学校での排便など当たり前のことを当たり前にできるよう、また、いじめやからかいなど、おかしいと思うことを自ら解決するために行動できるようになってほしいとの願いから生まれた言葉(海津木苑でつくった造語)です。

◇あなたの中にもあるかもしれない“アンコンシャスバイアス”(無意識の思い込み)
し尿処理施設と聞くと不衛生な場所・嫌な臭いがするというイメージがあるかもしれませんが、現在の施設は環境保全と資源循環に配慮した高度な施設へと進化しています。
アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)により、自身の経験や生活環境・教育・知識・価値観・信念をベースに人や物事を判断してしまい、誤った先入観や、偏ったものの見方・考え方をしてしまうことがあります。気づかないうちに相手を傷つけることは誰にでもあり得ることです。だからこそ想像や思い込みで判断せず、立ち止まって「何が正しいのか・正しくないのか」を考えてから行動しましょう。

■出前講座・施設見学 随時受付中
施設の説明や建設経緯、「排育」(排泄の大切さ)についてお話しします。詳しくはお問い合わせください。

申込・問合せ:海津木苑(うつぎえん)(古賀市汚泥再生処理センター)
【電話】092・944・1030