くらし 生涯学習ひろば~図書館

◆注目の蔵書情報
「障がいのある人とない人が、ともに生きる社会をめざして」
今月は障がい者週間(12月3日から9日まで)にあわせて図書司書セレクトの本をお届けします。

一、生きづらい社会を変えるには
『マンガで考える 障害者と社会の壁』
著・漫画:三島亜紀子
出版:生活書院
障害者に関する法律は整備されてきましたが、障害のある人は今も、モヤモヤとした差別を経験することがあります。そんな差別のあるあるから生まれた本です。

二、みんなとちがうってだめなこと?
『かっくん』
文:クリスチャン・メルベイユ
出版:講談社
みんなまんまるのかたちをした家族。ところがある日おかあさんから、しかくの赤ちゃん「かっくん」が生まてきました。みんなまんまるじゃないといけないの?

三、マイノリティの静かな叫びが胸を打つミステリー
『デフ・ヴォイス』
著者:丸山正樹
出版:文藝春秋
耳の聞こえない家族をもつ元警察官が、手話通訳士として法廷に立ち、事件に向きあいます。手話を通して「声にならない声」を伝えることの意味を考えさせてくれる本です。

四、だれもが「本を読める」社会へ
『読書バリアフリー(全三巻)』
監修:白坂洋一
出版:汐文社
さまざまな理由で本を読むことが難しい人のために、読みやすく工夫された本や道具があります。そんな本や道具について、分かりやすく紹介しています。

◆2026新春 本の福袋
お正月といえば福袋!図書館でも本の福袋を用意しました。福袋には図書司書おすすめの本が3冊ずつ入っています。
どんな本が入っているかは、開けてみてのお楽しみ。
大人向け、中高生向け、子ども向けを準備しています。
貸出期間:令和8年1月4日(日)から(なくなり次第終了)
準備数:35袋(リコリス本館30袋、ハートフル分館5袋)

◆年末限定!貸出期間を3週間に延長
図書館は、12月29日(月)から令和8年1月3日(土)まで休館します。
そこで、通常2週間の貸出期間が、3週間といつもより長くなります。ぜひご利用ください。
貸出延長期間:12月16日(火)から28日(日)まで
〔例〕12月16日(火)に借りた場合、令和8年1月6日(火)までに返却

◆Information
◇おはなし会
※小学生まで参加できます。ぜひご参加ください。
・12月6日(土)リコリス本館 午後2時から ボランティア山口読書会が担当
・12月11日(木)リコリス本館 午前10時30分から おひざでだっこ(要予約)
・12月20日(土)リコリス本館 午後2時から 図書司書が担当

◇朝のおんがく図書館
♫ピアノの音色を聴いて、素敵な一日を始めませんか♫
12月12日(金)、16日(火)、25日(木)、午前9時50分から10時10分まで

◇休館日
12月1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)、25日(木)、29日(月)から令和8年1月3日(土)まで

◆英語でおはなし会
英語と日本語で絵本を読んで楽しみます。英語に興味があるみなさん、お気軽にお越しください。
日時:令和8年1月17日(土)、午前11時から
場所:生涯学習センター「宮若リコリス」
対象:5歳から小学4年生まで
定員:10人(事前申込制、先着順)
申込方法:図書館窓口または電話
申込開始:12月16日(火)、午前10時から

申込み・問い合わせ:
リコリス本館【電話】32・0710
ハートフル分館【電話】52・1041

※年末年始の休館期間中、返却は返却ポストをご利用ください。CD・DVDなど返却ポストを利用できない資料もあります。詳細は図書館ホームページをご確認ください。また、12月、1月は図書館の延長窓口を一部(第1、第3木曜日)お休みします。

◆第138回 私の1冊
本好きなあなたがおすすめの1冊を紹介するコーナーです。

◇おすすめする人
藤田 眞榎(ふじた まなか)さん(3歳)、桜歌(おうか)さん(1歳)
「おはなしも好きだけど、絵の中に隠れてるブタ鼻探しも面白いんだよ」と『バスタブバスです』を紹介してくれたのは、眞榎さん。妹の桜歌さんのおすすめは『ぱぴぷぺぽーず』。ポーズをしながら楽しく読めるのが、お気に入りだそう。
0歳から図書館に通っているという二人。興味をもったことや、お出かけして楽しかったことに関係がある本を読んでいるよ。今年は、家族で行った東京ディズニーリゾートが一番の思い出だそう。これからもたくさんの本に出会ってね♪