くらし 認知症になっても安心して暮らせるまちに

国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、共生社会の実現を推進するための「認知症基本法」が令和6年に施行されました。本市でも、市民が互いに人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する、活力ある社会の実現を目指してさまざまな取り組みを行っています。

●認知症?加齢によるもの?
日常生活を送る中で、もの忘れがひどくなってきたと感じたことはありませんか。年を重ねると誰にでも起こるもの忘れですが、「加齢によるもの」と「認知症によるもの」とでは特徴が異なります。
認知症とは、記憶や判断力に支障が出る「脳の病気」です。誰もが向き合う可能性がある身近な課題ですが、周囲の理解と地域の支えがあれば、その人らしい生活を続けることができます。

[加齢によるもの]
・体験の一部分を忘れる
・ヒントがあると思い出せる
・時間や場所など見当がつく
・日常生活に支障はない
・物忘れに自覚がある

[認知症によるもの]
・体験全体を忘れる
・ヒントがあっても思い出せない
・時間や場所など見当がつかない
・日常生活に支障がある
・物忘れに自覚がない

厚生労働省「認知症ケア法」より

●気になったら早めの相談を
「同じ話を何度もする」「慣れた場所で迷う」など、いつもと違うなと少しでも気になったら、早めに相談することが大切です。

⃝相談会を実施しています
日程:毎月第3水曜日(要予約)
時間:9時30分~11時
場所:市役所本庁1階(地域包括支援センター)

⃝認知症初期集中支援チーム
医師、看護師、社会福祉士などの専門職が、認知症が疑われる人や認知症の人、その家族などを訪問し、関係を築きながら医療機関受診や介護サービスの利用につなげています。

■つながり、支え合う
●正しい知識を持つ応援者「認知症サポーター」
認知症サポーターとは、認知症に対して正しい知識と理解を持ち、地域や職場で認知症の人やその家族を見守る「応援者」です。養成講座を受講することで、年齢問わず誰でもなることができます。
本市では、小・中学生向けの認知症サポーター養成講座(オレンジ教室)も実施しており、今年度は255人のジュニアサポーターが誕生しました。
※関連本紙22ページ

●気軽につながる場所「オレンジカフェ」
認知症の人やその家族、地域住民などが、介護の悩み相談や情報交換、仲間づくりのために気軽に参加できる交流の場です。独りで悩まず、ぜひオレンジカフェに来て話をしてみませんか。

⃝次回のオレンジカフェ
日時:3月19日(木)14時
場所:市総合市民センター
内容:琴の演奏会

⃝市内のオレンジカフェ
[カフェよりえの森]
日程:毎月第2金曜日
時間:13時30分~15時30分
場所:山川東部支館

[オレンジサポートカフェみやま]
日程:毎月第3金曜日
時間:13時30分~15時
場所:訪問看護ステーションみやま

[えきまえカフェ仔鹿]
日程:毎月第2火曜日
時間:14時~16時
場所:常照苑サンシャイン

市地域包括支援センターでは、図書館との合同で、奇数月にオレンジカフェを開催しています。
・令和7年7月には、認知症希望大使の丹野智文さんを招き、座談会を行いました。
・令和7年11月には、大人のオレンジ教室と題し、本市の課題や将来について話しました。

⃝認知症の人への対応の心得3つの「ない」
1.驚かせない 2.急がせない 3.自尊心を傷つけない

認知症は「まち全体で支えるテーマ」です。温かい地域のつながりを力に、誰もが安心して暮らし続けることができるみやま市を一緒につくっていきましょう。

地域包括支援センターには、認知症地域支援推進員がいます。認知症などについてお困りの事がありましたら、一人で抱え込まず気軽に相談ください。

認知症などの相談窓口:みやま市地域包括支援センター
【電話】64-1516