くらし (特集)第二の人生こそ楽しく豊かに(2)

■社会との関わりは最高の健康法
孤立しないセカンドライフを

年齢を重ねるほど大切になるのは、家にこもらず人と関わること。
趣味やボランティアなど人や地域とつながることは、心と体の健康を守ります。
外に出ることを意識することで、未来を変えませんか?

◇社会との関わりは最高の健康法孤立しないセカンドライフを
子育てが終わったり、仕事を退職したりすると張り合いがなくなり「無気力になる」という人は少なくありません。厚生労働省の調査では、退職後に〝生きがいを感じない〞人は30%。特に仕事中心だった人ほど役割を失ったと感じやすく、孤立しがちです。
一方、地域活動やボランティア、趣味の集まりなど〝社会参加〞を続ける人ほど、心身ともに健やさを保ちやすい傾向に。社会と関わる機会が多いほど、グラフのようにうつ病の発症率や認知症リスクが低く、フレイル予防の効果もあります。

出典:「介護予防・日常生活支援総合事業について(概要)」(厚生労働省)(001531681.pdf(mhlw.go.jp))を加工して作成

◇居場所×活動で広がる安心孤立しない環境作りを
友人とも疎遠になってきた、近所の人とも接点がない。シニア世代になると、多くの人が、人とのつながりの希薄化に直面します。しかし、気持ちを晴れやかにしてくれたり、災害時などいざという時に頼りになったりするのは、やはり人とのつながりです。
「居場所活動」は、安心して人や社会と接することができる自分の居場所を作る活動のことです。居場所を持ち、人と関わることで外出の機会が増え、孤立やひきこもりの予防にもなります。おしゃれをして出かける、誰かと話すなどの小さな行動が、日々の張り合いや健康維持にも効果的です。
さらに、居場所は情報交換の場としても大きな役割を果たします。健康や生活に関する情報を得たり、悩みを共有して解決の糸口を見つけたり。定期的に顔を合わせることで、体調や様子の変化に周囲が気づきやすく、必要な支援につながる〝見守り機能〞としても働きます。暮らしに「安心」と「生きがい」を届ける居場所活動。小さな一歩が大きなつながりへと広がります。

〇居場所活動の効果
1.人と人とのつながりを作り出す
2.ひきこもり・孤立防止
3.情報収集・悩みの共有や相談
4.生きがい作り・健康作り
5.見守り機能(早期発見・早期対応)

◇おしゃべりも公民館活動もどれも立派な社会参加!
居場所は、会社や習い事といった決まった集まりだけではありません。道で近所の人に会った時にあいさつを交わすことや、よく行くお店で店員と会話をすることも立派な居場所作りの一つです。
さらに、クリーンアップ作戦やふれあい・いきいきサロン、公民館での趣味サークルなど、町内にも気軽に参加できる活動がたくさんそろっています。無理なくできるところから、あなたのペースで始めてみませんか。

〇居場所のいろいろ