子育て れいんぼー便り(39)

人と人とがつながり、支え合う地域をみんなでつくるために

■特別支援教育推進協議会
※この協議会は、小中学校、幼稚園、保育園、教育委員会、健康課、福祉課、社会福祉協議会等の職員で組織しています。今後も「れいんぼー便り」を通して、子どもたちについての情報を発信していく予定です。

■通級指導教室ではどんな学習をしているの?
◇菊池小学校「きくち教室」大刀洗小学校「あおぞら教室」について
通級指導教室では、こどもたちの持つ「困り感」を少しでも解決できるように、得意なことを生かしながら楽しく学習しています。「わかった」「できた」と思う体験がより多くできるように、週1回90分程度、一人ひとりの課題に応じた個別指導を行っています。
自己有用感を高め、自分に自信をもつことができるよう、保護者・担任・通級担当の三者で連携をとりながら、お子さんの困り感の解消をめざしています。
お子さんのことで気になることあれば、お気軽にご相談ください。
きくち教室:川島先生、平田先生
あおぞら教室:原田先生、水町先生

◇空間認知能力を鍛える練習
(1)ビジョントレーニング
目で見た情報を頭の中で分解・合成したり、方向や位置関係を認識したりするトレーニングです。
(2)折り紙
平面から立体を作り出す「折り紙」を通して、完成図を想像しながら形や折る向き、角度などを考えて作ることで、空間認知能力を刺激します。

◇中学校内の「大刀洗教室」について
学習、生活、人間関係など様々な場面で困り感を感じている子どもたちが、自分の個性を「知る、認める、生かし方を考える」ことで、「安心して学校生活を送れるようになること」、「自立に向けての手立てを見つけられること」を目標に、週に100分(2時校)程度、それぞれの課題に応じてトレーニングや教育相談を行っています。また、学校と家庭でのお子さんの様子を共有できるように、電話連絡や教育相談も行っています。
担当:手嶋先生、立野先生