- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県大木町
- 広報紙名 : 広報おおき 2025年5月号No.530
町では、31人の民生委員児童委員(うち2人は主任児童委員)が、ボランティア活動をしています。
担当の地域で高齢者や障がいのある人の安否確認や見守り、子どもたちへの声掛けなどを行っています。
医療や介護の悩み、子育ての不安、失業や経済的困窮による生活上の心配ごとなど、さまざまな相談や支援を行っています。地域の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と関係機関をつなぐ役割を果たしています。
■民生委員児童委員
町田 正孝(まちだまさたか)さん
私はもともと人に話しかけることが苦手でした。民生委員児童委員になり、活動しながら少しずつ積極的になっていきました。仲良くお話しができる人が増えると嬉しいですね。
毎月1日に見守り訪問活動を行っています。日時を決めて訪問すると、相手も準備しやすいし、私が行かないと心配して電話してきてくれるんですよ。私は現在76歳ですが、見守り対象の方の中には、年下の方もいます。見守りながら、逆に見守られているんですね。先日も自転車で転んでしまったところを近所の人に助けられました。大木町が互いに支え合う地域になるといいですね。
■訪問先
中野(なかの) サヤ子さん
町田さんが民生委員児童委員になってすぐ見守り活動にきてくれるようになりました。
毎月1日に訪問してくれるので、訪問がない時は心配になってしまいます。家族も遠方にいるので、町田さんの月1回の訪問がありがたいです。
腰の骨を折ってから、以前は行くことができた買い物が難しくなり、町田さんに相談しました。社会福祉協議会の買い物支援を教えてもらって、今では週に1回お買い物に行けています。
■町田さんの一日
午前:牟田コミュニティセンターでサロン活動
地域の皆さんとふれ合う大切な時間。町田さんは日々のおしゃべりを通して地域の皆さんとの信頼関係を築いています。
午後:愛車にまたがり見守り活動
自転車で地区内を回ります。夜は仲間とヨガを行う一面もあるアグレッシブな町田さん。
問合せ:福祉課
【電話】0944-32-1060