その他 今月のうみネタ「海にまつわる豆知識」series2

生きた化石、カブトガニ!

周防灘にも生息するカブトガニは2億年前から生息していると考えられており、「生きた化石」とも呼ばれています。恐竜の絶滅など地球史上の大異変を乗り越え、現在まで子孫をつなぎ続けてきたカブトガニは、個体数が少なく、「絶滅危惧種」にも指定されています。吉富町の海にはそんな貴重なカブトガニが今も生息しており、漁師が仕掛けた網などにかかることがあり、自然の豊かさを伝えています。5月末に「イカかご」にかかった「カブトガニ」は大野さんの発案により小学校へ届けられました。こどもたちは「おおきい!」「うごいてる!」と、初めて見るカブトガニに目を輝かせながら、大興奮!普段見られない海の世界と自然の大切さを学ぶことができました。
※今回展示したカブトガニは2日後に周防灘の海に元気に帰っていきました。