くらし 新年のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県築上町
- 広報紙名 : 広報ちくじょう 2026年1月号(254号)
■築上町長 新川久三
あけましておめでとうございます。本年も皆さま方にとって良い年になりますように念願しています。
20年間を振り返り、長きにわたり引き継がれ、また継続してきたことについて申し上げます。
◇延塚奉行顕彰会の継続
江戸時代の後期1836年12月朔日に小倉藩築城郡筋奉行、延塚卯右衛門は領民のために根付料返済免除の触れを出し、領民の窮状を救い、自らは藩への不忠に対して奉行所で切腹により責に帰しました。延塚奉行の遺徳を偲び、昭和30年に当時の椎田町長の辻畑重俊氏が発起人代表となり延塚奉行顕彰会が発足し、合併後の築上町に引継がれ現在に至っています。町民の皆様には各戸100円募金を行い奉行追悼の参加の意をお願いしながら顕彰武道大会、追善供養祭、浜の宮と小山田にある顕彰碑の維持管理等に充てさせていただいています。
顕彰会を継続し延塚奉行の遺徳を未来永劫称え、毎年の追悼供養と武道大会を行うことを60年間の実績を踏まえ次期町長に理解を求めます。
◇自然生態系農業の推進
築上町は自然生態系農業推進の一環として、し尿を肥料として利用する農業を展開しています。平成6年度の旧椎田町から、し尿を肥料化して農地還元する資源循環型農業を実施してきました。令和2年度に液肥濃縮施設が完成、産学官の共同研究を経て、濃縮液肥の肥料登録が完了し、現在、町内のイチゴや家庭菜園で使用していただいています。令和7年度には産学官の共同特許を2件取得しました。30年以上の長期にわたる、この資源循環型農業を推進する施策を充実させるべく引き継いでまいります。
私の任期が2月11日までなので2月号が最後の投稿となります。厳寒の時期になりますので、町民の皆さまには風邪等召さないようにご自愛ください。
■築上町議会議長 塩田文男
新年あけましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては、健やかに新春を迎えられましたことを心よりおよろこび申し上げます。また、日頃より議会運営に対しまして、温かいご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
昨年の築上町は、未来を切り拓く大きな一歩を踏み出した一年でした。なかでも、小中一貫校の建設は、町の教育の根幹をなす重要なプロジェクトです。幼少期から中学卒業までの一貫した学びの場は、子どもたちがのびのびと挑戦し、地域全体が力を合わせて支える象徴となります。さらに、11月には新図書館「築きのもり」が開館し、学びと創造の新たな拠点が誕生しました。子どもから大人まで、自由に学びを深め、交流し、次の未来を育てる場であり、築上町の魅力をさらに高める存在となるでしょう。
議長としての任に就いて以来、「町民の声が迅速かつ確実に議会へ届くこと」、「議会の決定が町の前進につながること」を何より大切にしてきました。丁寧で公正な議会運営を徹底し、議会改革や情報公開を積極的に推進することで、築上町が持続可能な未来へ向かう基盤をしっかりと築いてきました。人口減少や少子高齢化、そして厳しい財政状況といった課題は引き続き私たちの前に立ちはだかっていますが、これらの課題に果敢に立ち向かい、決して立ち止まることなく、町をより強く、魅力あふれるものへと進化させていくこと。それが私たちの使命であると確信しています。迷ったときは、まず行動を。変えるべきときには勇気をもって変革を。この姿勢を胸に、住み続けたくなるまちづくりを一歩一歩着実に進めてまいります。
今年は築上町の未来の“輪郭”がさらに鮮明になり、夢を語り挑戦する子どもたちと共に、大人も力を合わせ前進する̶そんな希望に満ちあふれた一年になるよう願っています。
本年も、町民の安全と安心、子どもたちの未来、地域の活力を守るため、行政との連携を一層深め、透明で活発な議会運営に全力を尽くしてまいります。
町民の皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
