- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県築上町
- 広報紙名 : 広報ちくじょう 2025年11月号(252号)
築上町長 新川 久三
季節も晩秋となり、朝晩はめっきり冷え込んできました。来年1月25日は築上町の町長選挙が行われます。私の任期は2月11日までで、あと100日余りとなりました。
■合併の話
平成18年1月10日に椎田町と築城町が合併して築上町が誕生しました。合併は紆余曲折がありました。最初の協議は、行橋市、勝山町、豊津町、犀川町、築城町及び椎田町が京築1市5町で合併協議会を立ち上げ協議を重ねるも、平成15年の築城町の協議会脱退表明により協議会が解散となりました。その後、築城町、椎田町は豊前市と休止していた合併研究会を再開し協議を重ね合併協議会が成立しましたが、椎田町が合併の是非を問う住民投票を実施し、反対が200票多く3市町での合併は頓挫をしました。すぐさま築城町から椎田町に合併の申し入れがあり、両町とも賛否が拮抗する中、議会で合併協議会の設置が可決され、9か月の協議を経て築上町が誕生しました。
合併の日から2月12日の町長決定までは、旧椎田町助役の八野紘海氏が築上町職務代理者として事務を行いました。合併後の町長選挙は旧両町の町長同士での選挙となり、私が町民の負託を受けました。
■合併後の試練
合併はしたものの非常に厳しい財政状況が数年間続きました。そのために3年間、職員の給与を5%削減する旨の提案を職員労働組合に行い、若手職員は3%削減の了解を得て、また、数年間は新規採用数を控え、合併時に約250人であった職員数を200人体制まで減員しました。
■町施設の整備
財政が苦しい中、合併後に町有になった火葬場が老朽化により建替えを余儀なくされました。合併特例債の利用に国県が難色を示しましたが、粘り強い説明と要請で建設費に充当する許可を得、特例債の返済時にその7割の額を地方交付税で交付される有利な起債を活用し火葬場建設ができました。
また、漁港の集約を条件として干満の差なくいつでも出入港可能な八津田漁港の整備を水産庁の補助を受けながら行ったほか、次のような事業を行いました。
築城地区、椎田地区の下水道設置/築城地区の簡易水道の上水道化/築城地区のし尿の液肥化施設建設/椎田、葛城保育園統合による、そらいろ保育園新設/社会福祉センター改築/役場庁舎建替え/築城公民館の老朽化によるソピア新築/築城支所を図書館に改築/築城中学校の建替え/八津田小学校の建替え/築城・下城井小学校のプールの改修・グラウンドの整備
そして、椎田・葛城・西角田・小原小学校を統合して、椎田小中学校・地域コミュニティ一体型校が令和9年4月に開設する予定です。社会資本整備として本町にある老朽化した施設の更新がほぼ終わりました。ソフト面の政策は12月号で説明します。
向寒の季節です。町民の皆様にはご自愛いただき風邪等に気を付けてお過ごしください。
