- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県築上町
- 広報紙名 : 広報ちくじょう 2025年11月号(252号)
■11月 児童虐待防止推進月間
◇児童虐待(子ども虐待)とは
児童虐待(子ども虐待)とは、親や親に代わる教育者などが子どもに対して行う以下のような行為をいいます。こうした行為は、子どもの心身の成長や人格の形成に大きな影響を与えます。
・身体的虐待
・心理的虐待
・ネグレクト
・性的虐待
全国の児童相談所の相談件数は増え続けており、2023年度は過去最高の225,509件となっています。虐待の問題は、家庭環境や時代背景などが複雑に絡み合って生じており、誰か一人のせいや一つの要因で起こるものではありません。
◇子どもの笑顔をみんなで守ろう
築上町では「こども·若者まんなか社会の実現をめざして」を基本理念とした「こども·若者総合計画」を策定しました。
「基本方針(5)こどもの人権を守るために」では、「子どもの権利条約」の普及促進をはじめとし、子どもの笑顔が守られるよう、様々な事業を推進することが定められています。
・児童虐待防止等に向けた体制の充実
・不登校児童生徒への対応の充実
・子どもの権利条約の普及促進
・いじめの解消
・障がいのあるこどもへの理解のための啓発
・こども·若者の意見の聴取
計画書はこちら (二次元コードは本紙を参照してください。)
◇子育てに開することなど、どんなことでもお気軽に相談してください。
築上町こども家庭センター 【電話】0930-56-0300[平日8:30~17:00]
◇ひとりで悩まず相談を
児童相談所直通ダイヤル 【電話】189(いちはやく)[24時間365日]
■11/12~25 女性に対する暴力をなくす運動
11/12~25にパープルライトアップを実施します!
◇様々な問題を抱える女性たち
生活困窮やDV、ストーカー被害、性暴力·性犯罪被害など、女性が抱える問題は複雑化·多様化·複合化しています。また、10代·20代の女性を中心にAV出演被害やJKビジネス、SNSを利用した性被害などが起こっています。
こうした状況の中、「私にも悪い所があった」と考えたり、被害に遭っているにも関わらず、他の人と自分の状況を比較し「私は大丈夫」と、計り知れない影響に気付いていない女性は少なくありません。
◇一人で悩まず相談を
2024年4月「困難な問題を抱える女性を支援する法律」が施行されました。この法律は、年齢や障がい、国籍等を問わず、すべての女性の人権が尊重され、自立して生活できる社会の実現を目指すものです。
女性ポータルサイト「あなたのミカタ」では、様々な困難を抱える女性に対し、支援情報や各種相談窓口を紹介しています。悩みや困難の背景や理由は様々です。一人で抱え込まなくて大丈夫です。
◇相談件数は高水準で推移
配偶者暴力支援センターへの相談件数は、高水準で推移を続けています。2023年度は、約12.7万件の相談がありました。
性被害等は、恥ずかしさや、自分を責める気持ちから誰にも相談できずにいるケースも少なくなく、実際の被害件数はより多いものと考えられます。
◇どんな相談先があるの?性被害·家庭の問題ってどんなこと?いろいろな情報を提供しています·
・女性支援ポータルサイト「あなたのミカタ」 (二次元コードは本紙を参照してください。)
・福岡県 女性サポートホットライン 【電話】070-4442-3893(9:00~17:00[年末年始を除く])
・DV相談ナビ 【電話】#8008(24時間365日受付)
問合せ:
子育て·健康支援課 子育て支援係【電話】(内線191)
人権課 人権男女共同参画係【電話】(内線341)
