くらし 地域おこし協力隊活動レポート(炭山地区)(15)

■まさみっちゃんのすみやま棚田どろんこ奮闘記

地域おこし協力隊の小原正道です。
今回は、私の主な活動である『草払い』について紹介します。
国見道路沿いには休耕田が15枚ほどあり、季節ごとに蕎麦やヒマワリを植えて管理しています。
また、ニホンミツバチの巣箱を設け、天然のハチミツを収穫しています。
写真のように、法面は放置すると、手が付けられないくらい蔓が茂り、景観を損ねるため、定期的に草払いを実施します。
広範囲の草払いは、闇雲に刈り始めると、体力だけを消耗してしまうので、効率を重視する戦略として、私は『刈り終えた草が次に刈る場所の邪魔にならないようにすること』『草刈り機の可動域を最大限に生かすこと』を意識しています。
具体的には、法面の最下部から草払いを始め、草刈り機を右から左へ動かしながら、法面の上部から下部へ草を落とすように、ガードレールと平行で進みます。
そして、ある程度進んだら、スタート位置に戻り、上の列を同様に刈っていきます。この列の幅は、草刈り機をできるだけ広く振れるように、直径2メートルの半円をイメージします。
こうすることで、作業時間が一気に短縮できます。
もし、みなさんが広い範囲の草払いをする際に、この方法が参考になれば幸いです。