文化 [エイブルの木 2025 12月号 No.235]床の間コーナー

◆『田澤義鋪(たざわよしはる)展 ~義鋪のことば、義鋪へのことば~』
~12月25日(木)
青年団活動や政治教育者として活躍した、田澤義鋪(1885~1944)について紹介しています。
今回は、青年たちへ贈った扁額や色紙などの『義鋪のことば』、義鋪を慕っていた安積得也が田澤記念館開館時に贈った詩などの『義鋪へのことば』を紹介しています。
義鋪が残した扁額には、『至誠貫天地』と書かれています。これには、自分が信じたことに懸命に取り組めば、社会に届くのだという強い思いが込められています。人の心を動かす言葉を多く残している義鋪ですが、『思い出ずるまま』という随筆で、字を書くことは一番苦手だと明かしています。数少ない自筆の史料のひとつです。この機会に、ぜひご覧ください。