- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県小城市
- 広報紙名 : 広報「さくら」 No.249(2025年5月20日発行)
小城市長 南里 隆(なんりたかし)
■就任のごあいさつ
このたび、小城市長に就任いたしました、南里隆でございます。
さまざまな現場の声、地域の皆さんの思いをしっかりと受けとめ、小城市の未来のために全力で取り組んでまいります。
私は、小城市は、全国の中で、とても住みやすい地域だと思っています。豊かな自然、誇れる歴史や文化、素晴らしい地域資源がたくさんあります。そして、さまざまな地域で、地域を思い、地域を支えていただいている素晴らしい「人」がいらっしゃいます。
それぞれの地域の自然、歴史、文化、そして、地域に暮らす皆さんのさまざまな思いを大切にしながら、小城市が持っているポテンシャルを引き出し、小城市をもっと住みやすい地域にしていきたいと思います。
「現場」を大切に、「人の思い」に誠実に向き合いながら、皆さんと一緒に「オール小城市」で新時代の小城市を創ってまいります。よろしくお願い申し上げます。
■オール小城市で新時代を
南里市長に聞いてみました!
○今後どんなことに取り組んでいきたいと考えていますか?
地方自治体の仕事は、市民の命を守ること、そして、市民の皆さんの幸せにつながる施策を推進していくことだと考えます。まずは、災害や交通事故の少ない「安全・安心」の小城市、子ども・高齢者・障がいのある方も安心して暮らせる環境をつくっていきます。また、地域の思いをしっかりと受けとめ、地域の皆さんと一緒に課題解決に取り組んでいきたいと思います。
○地域産業をどう盛り立てていきたいと考えていますか?
今の時代は、国際情勢が地域経済や市民生活に直接影響します。さまざまな環境変化に迅速・柔軟に対応していくことが求められています。小城市だけでできることは限られるので、国や県、さまざまな団体と連携しながら対応していくことが必要です。小城市が元気になっていくためには地域を支える産業の発展が不可欠です。地域の農林水産業、商工業、建設業等の皆さんを全力で支援していきます。また、守るべき農地を守りながら新たな企業誘致にもチャレンジしたいと考えています。
○座右の銘を教えてください。
「不易流行」(不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず)です。さまざまな解釈の仕方がありますが、私は、変化に対応して常に新しいことに挑戦し、進化していくことこそが大切であると捉えています。世の中の環境がどんどん変わっていく中で「前例どおり」はリスクだと思っています。単にこれまでどおりではなく、今何が必要か、これから何をしていく必要があるかを考えながら、新しいことに挑戦していきたいと思います。
■南里市長プロフィール
出身:小城市牛津町
生年月日:昭和35年4月27日
学歴:佐賀県立小城高等学校卒、佐賀大学経済学部卒
経歴:
昭和59年4月 佐賀県入庁
平成20年4月 統括本部政策監
平成21年4月 経営支援本部職員課長
平成24年4月 くらし環境本部副本部長(文化スポーツ部副部長)
平成27年4月 農林水産商工本部副本部長
平成28年4月 総務部副部長
平成29年5月 産業労働部副部長
平成29年10月 地域交流部長
令和3年7月 佐賀県副知事就任 防災監 佐賀県競馬組合管理者、佐賀県畜産公社理事長
和7年4月 小城市長就任(1期目)
地域活動:牛津にわか、少年サッカーコーチ