くらし まちの話題

◆町内の小中学校でたら産うまかもん給食を実施
11月4日、町内の小・中学校で今年度2回目の「たら産うまかもん給食」支援事業が実施されました。今回は、太良町産の食材7種類を使用した献立でした。主食のご飯と、太良町の豊かな自然の中で育てられた鶏を使った「タンドリーチキン」が主菜で、副菜には、地元で採れた野菜と有明海の恵みがたっぷり詰まったバラ干し海苔を組み合わせた「バラ干し海苔サラダ」と、「さつまいものコンソメスープ」と「みかん」が並びました。今回の太良町産食材の使用率は約50%で、太良町の自然の恵みを感じられる給食となりました。

◆「上手にできたよ!」みかん狩り体験
10月30日大浦ふたばこども園の園児たちが、はりも果樹園(蕪田)を訪れ、みかん狩り体験を行いました。秋晴れの空の下、園児たちは慣れない採果用ハサミを使って慎重に収穫し、とれたてのみかんをおいしそうに頬張っていました。収穫には藤津地区4Hクラブのメンバーがサポート。収穫の最後には「とっても楽しかった。もっと(収穫)したかった」と園児たちが話していました。この体験は、県が実施している「ふるさと先生」事業を利用して行われました。

◇「ふるさと先生」とは…
地域で作られている農産物や郷土料理の調理法、食の大切さなどをこどもたちや消費者の皆さんに伝えるため“食と農”に関する「出前講座」をしていただく農家の方のことを言います。

◇「4Hクラブ」とは…
若手農業者が中心となり、農業経営の発展・向上のための活動、情報交換や仲間づくり、地域の方々との交流による貢献活動など、幅広い活動をしています。

◆株式会社タイミーと包括連携協定を締結
11月4日、太良町は株式会社タイミーと包括連携協定を締結しました。この協定により、太良町と株式会社タイミーが連携しながら町内事業者および町内の働き手に対して様々なサポートを行い、労働力不足の解消や地域活性化などに繋げていきます。株式会社タイミーと自治体との連携協定の締結は全国で64自治体目、佐賀県では2番目です(※2025年11月4日時点)。

◇株式会社タイミーとは
2017年8月6日設立。「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる、をミッションに掲げ、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスを提供。

◇今後の主な取り組み
・町内事業者向け説明会を通じた、「スポットワーク」導入支援等の実施
・好きな場所、好きな時間で働くことができるスポットワークの利便性を活かした町内の潜在労働力の喚起・町民に対する多様な働き方の推進 等
説明会開催のご要望や個別のご相談などがありましたら、担当課までお気軽にご連絡ください。

問い合わせ先:企画政策課 企画政策係
【電話】68-0125

◆県と沿線4市町、JR九州に申し入れ
11月4日、県と沿線4市町(鹿島市、太良町、江北町、白石町)はJR九州に対し、長崎線江北―諫早間の特急運行について、本数を減らさずサービス水準を維持するよう申し入れを行いました。申し入れでは、特急本数の激減は日常的な利用だけでなく、事業活動にも影響を及ぼしているとし、「減便は断固として受け入れることができない」と強く訴えました。

◆多良岳200年の森が自然共生サイトに認定されました
10月24日、太良町で取り組んでいる「多良岳200年の森づくり事業活動計画」が自然共生サイトに認定され、九州地方環境事務所の番匠所長から永淵町長へ認定証が、管理者である太良町森林組合の村井組合長へ記念楯が授与されました。
自然共生サイトとは、令和5年度から開始したネイチャーポジティブ実現に向けた取り組みの1つで、環境省が「民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域」を認定する仕組みです。令和7年4月には、自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」が施行され、今回太良町の計画は施行後初の認定となります。

◇多良岳200年の森
太良町の中山間地域の山の東南斜面に位置し、スギ、ヒノキの人工林が広がっている。(指定面積51.1ha)町は平成26年から200年先を見据えた長伐期大径木生産を計画し、防災、水源涵養、生物多様性の確保等様々な公益的機能を併せ持つ森林づくりを目指した太良町のシンボル区域に指定している。

◆日本語(にほんご)ひろば たららんば(*やさしい日本語を使用しています。)
10月24日、絵本(えほん)をつかって、新(あたら)しいことばや日本(にほん)の文化(ぶんか)を学(まな)びました。たのしい読(よ)みきかせのあと、いろいろな絵本(えほん)を読(よ)みました。絵本(えほん)は、図書館(としょかん)で読(よ)むことができます。行(い)ってみてくださいね。
つぎのたららんばは、12月26日にあります。日本人(にほんじん)の参加(さんか)も大歓迎(だいかんげい)です!一緒(いっしょ)に異文化交流(いぶんかこうりゅう)を楽(たの)しみましょう♪

問い合わせ先:企画政策課 企画政策係
【電話】68-0125

◆SUP「ジャパンファイナル」白浜海水浴場で初開催!
10月12日、白浜海水浴場にてスタンドアップパドルボード(SUP)「SUP 2025ジャパンファイナル」が開催されました。県内初開催となる今大会には、全国から39名の選手が集まり、有明海の干満差や複雑な潮流に挑みました。スタートの合図とともに、選手たちが一斉にボードを抱えて海へ駆け出す光景は圧巻。勢いよく漕ぎ出す姿に、会場全体が引き込まれました。白浜海水浴場の木々と砂浜が、まるで南国のマリンアクティビティのような雰囲気を演出し、いつもの有明海とは違う、特別な空気が広がっていました。前日には初心者向け体験イベント「SUPチャレンジ」も開催され、町内外からの参加者がSUPの魅力を体感。海とふれあう貴重な機会となりました。大会やイベントを通し、有明海の自然を活かした競技フィールドとしての魅力を全国に発信するとともに、地元の観光資源とスポーツイベント、マリンアクティビティの融合による新たな地域活性化の可能性を示すものとなりました。有明海や白浜海水浴場の魅力を活かした大会として、今後も継続開催と観光との連携を図りながら、地域の新たな可能性を広げてまいります。

問い合わせ先:太良町観光協会
【電話】67-0065