くらし 中央区ニュース

■~碩台小学校で防災講話を行いました~ 未来へつなぐ震災の記憶
6月12日(木)、まちづくり授業の一環として、碩台小学校で防災に関する講話を行いました。
今回は6年生を対象に、熊本地震を中心とした話や、防災備蓄倉庫内に保管されている備蓄品、当課が開催している防災イベントについて紹介しました。熊本地震が発生した当時、こどもたちは2歳か3歳だったため、「地震のことを覚えている」と手を挙げたのは3人ほどで、「記憶はあいまいだけど、地面がすごく揺れたことは覚えている」と話してくれました。
発災後の被害写真を一緒に見ながら、「校舎に大きな被害を受けた学校もあり、校舎で授業ができず、体育館に仕切りを設けて授業を行っていたところもあった」ことを伝えました。
また、「碩台小学校内の分散備蓄倉庫の場所に関するクイズ」では、多くのこどもたちが正解しましたが、倉庫の中に何が入っているかを知っているこどもは少なく、アルファ米や飲料水、アルミシート、発電機などが入っていることを伝えると、興味深そうに聞いていました。
災害に備えて、こどもたちも自助力と共助力を高めることが重要です。自助力については、「災害はいつ起こるか分からないので、日頃からしっかり備えておくこと」、共助力については、「地域の皆さんに挨拶をし、顔見知りになることで、いざという時に助け合うことができる」ということを伝えました。
最後に、「防災について何から始めていいか分からなかったり、正直あまり興味がなかったりする人もいるかもしれませんが、防災イベントに参加したり、地域の避難訓練に参加したり、できることから一つずつ始めてみませんか」と提案し、今回の講話を締めくくりました。
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