- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県人吉市
- 広報紙名 : 広報ひとよし 2025年12月号 No.1196
■開校30周年を迎えた中小企業者などのための人材育成施設 中小企業大学校 人吉校(鬼木町)
ちゅうしょうきぎょう だいがっこう ひとよしこう
1995年に設立。正規職員と民間委託業者合わせて31人で運営している。16代目校長は根耒(ねごろ)義將(よしまさ)さん(写真(上))。市内の高台に位置していることから見晴らしがよく、静かな環境で受講できるのが同校の売り。
中小企業の人材育成を中心に実践的な研修を提供する国の機関「中小企業大学校」の人吉校は、今年10月で30周年を迎えた。
中小企業大学校とは、中小企業の「人・モノ・金・情報」に関わるあらゆる支援を包括的に提供する独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する人材育成施設。同校のほかに全国に8校設置されている。同校では主に南九州地域の企業を対象に、短期から長期の研修コースを年間60回以上実施。研修は、経営者や従業員などを対象にした多彩なメニューを用意している。講師陣には、実務経験を持つコンサルタントや税理士、弁護士などの専門家を呼び現場のリアルな知識と経験を受講者に伝授。グループワークを中心とした研修で異業種間での交流やネットワークづくりができるのも大きな魅力。参加者同士が直接関わり合いビジネスチャンスを広げる場にもなっている。さらに、研修に参加する企業の利便性を考慮して、校外研修も年間10回以上実施。子育て世代などで遠い場所への出張に行けない人などに人気だ。
人吉校は宿泊施設も併設。まちなかへのアクセスもよいため、研修後に参加者同士が交流できるなど評価は高い。校長の根耒義將さんは「人吉球磨の企業の利用は全受講企業のわずか3%。この機会にもっと活用してもらいたい」と願う。
