くらし ジンちゃん・ケンちゃんと考(かんが)える人権(じんけん)のいろいろ

■第(だい)56回(かい)「褒(ほ)めて伸(の)ばす」
[ジン]
先生(せんせい)に「ジンさん、この頃(ごろ)漢字(かんじ)ノートの字(じ)が、丁寧(ていねい)だね」って、褒(ほ)められたよ。
[ケン]
ジンちゃんはなぜ、丁寧(ていねい)に書(か)くようになったの?
[ジン]
妹(いもうと)の漢字(かんじ)ノートを見(み)たお母(かあ)さんが、「この『力(ちから)』という漢字(かんじ)のはねるところがいいね」と言(い)ったんだ。すると妹(いもうと)は「じゃあ、今度(こんど)からも、がんばろう」ってニコニコしてつぶやいたんだ。それを聞(き)いてから、よし自分(じぶん)も丁寧(ていねい)に書(か)こうと思(おも)ったんだ。
[ケン]
へえー、そんなきっかけがあったんだね。ダメなところを「直(なお)したら」と言(い)われるより、褒(ほ)められた方(ほう)が嬉(うれ)しいから、やる気(き)になるよね。お母(かあ)さんは褒(ほ)めて伸(の)ばすのが上手(じょうず)だね。

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