健康 9月3日は睡眠の日 毎日の睡眠足りていますか

■十分な睡眠確保は心身の健康にも重要です
睡眠は、どの世代でも健康増進や健康の維持に欠かせない休養活動です。睡眠不足は日中の眠気や疲労だけでなく、頭痛や情動不安定、注意力や判断力の低下など生活に影響を与えます。また、さまざまな睡眠の問題が日常的に続くと、肥満・高血圧・2型糖尿病・心疾患や脳血管障害の発症リスクが高まることや、死亡率の上昇にも関係していることが分かっています。

■どれくらい眠るといいのか
一般的に成人では“6時間以上睡眠をとること”が推奨されています。しかし、睡眠には個人差があり、年齢や季節によっても変化し、適正な睡眠時間は一人一人異なります。いい睡眠は、睡眠の量(睡眠時間)と質(睡眠で休養がとれている感覚=睡眠休養感)が十分に確保されることで保たれます。

■市民アンケートから見た“合志市民の睡眠”

1日の睡眠時間(令和6年度市民アンケート)

1日の睡眠時間について、『6時間以上9時間未満』と答えた人の割合が最も高く、68.1%でした。
ちなみに、『6時間未満』と答えた人を性別で見ると女性が多く、年齢別では、40代と50代の割合が高いという結果でした。

■いい睡眠のためのポイント
▽こども
・小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保。
・朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかりとり、日中は運動をして、夜更かしはほどほどに。

▽成人
・睡眠時間は6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保。
・日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高める。
・睡眠の不調や睡眠休養感の低下を感じるときは病気が潜んでいることもあるので要注意。

▽高齢者
・寝床にいる時間は8時間以内を目安に。
・日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境を見直して、睡眠休養感を高める。
・長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中は長時間の昼寝は避け、活動的に過ごす。

※個人差を踏まえて取り組みましょう
※生活習慣や睡眠環境、嗜好品(たばこ、アルコールやカフェインを含む飲料など)のとり方を見直しても変化がなく、日常生活に支障をきたす場合には、睡眠障害の可能性があるため、早めに医療機関を受診しましょう

問い合わせ:健康ほけん課 健康づくり班
【電話】096-248-1275