- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県和水町
- 広報紙名 : 広報なごみ 2025年11月号
町内小中学校の様子をお知らせするため、定期的に掲載を行っています。
■菊水中学校
◇体験を通して学ぶ「2年生職場体験学習」
9月2日(火)~4日(木)の3日間、菊水中学校2年生は、和水町内外の19事業所にご協力いただき、職場体験学習を行いました。目的は、働くことへの思い・厳しさ・喜びなど体験を通して学び、自らの将来につなげて地域や社会に貢献できる人となることです。
生徒にとっては様々な学びがあった3日間でした。生徒の感想を2つ紹介します。
・「仕事でやりがいを感じる時はなんですか?」とお尋ねしたところ、「『美味しかった、また来ます。』と言ってもらえること」とおっしゃいました。このような想いで仕事を続けられるのは素敵だと思いました。
・お客様に「ありがとう」と言われると仕事が楽しいと感じました。働くときは、人と人との関わりが大事だと分かりました。自分が楽しいと思うことや、お客様のためを思うことなどが、働くときに大切な意識だと分かりました。
「人が環境をつくり、環境が人をつくる」という言葉があります。いい環境(職場)をみんなで創ることが、巡り巡って自分を、そしてみんなを成長させるものなのでしょう。
事業所の方々、素敵な指導をしていただき、本当にありがとうございました。
■三加和中学校
◇テスト頑張るプログラム
三加和中学校では、各定期テストの10日前から「テスト頑張るプログラム」という取組を行っています。
この取組は、定期テストに向かうにあたり、自分の「学習面での目標」と家庭での「メディア時間の目標」を設定します。メディア時間は4つのコース(A:学校以外はノーメディア、B:メディア時間1日30分以内、C:1日60分以内、D:1日90分以内)からの選択制にしています。メディア時間の目標については、3年生はA、Bを選択している生徒が多いですが、1・2年生はC・Dを選択している生徒が多いのが現状です。
その後、テスト前10日間は、毎朝タブレットで前日の家庭学習時間(教科ごとに記録)とメディア時間の記録を行います。
最終的には、テストの結果、家庭学習時間、メディア時間をグラフ化し生徒へ配付し、今回のテストに向けた自分の取組がどうだったかを振り返ります。
テスト前であるにもかかわらす、家庭学習の時間が少なく、メディア時間が多いことが課題です。メディアコントロールについては、それぞれのご家庭と協力しながら、生徒の学力向上に取り組んでいきたいと思います。ぜひご家庭でも話題にしてください。
