- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県南阿蘇村
- 広報紙名 : 広報みなみあそ 令和7年12月号
村合併20周年記念「みなみあそ元気フェスタあつまり~ん祭」が10月25日、南阿蘇中学校を中心に開催されました。村内の小中学校や各団体がステージや作品展示を行い、日頃の活動や練習の成果を披露。今年は中学生も参加し、南阿蘇中学校の1年生は今年度4月から取り組んでいる起業体験プログラムで生徒が主体となって企画から制作までを担ったパンを実践販売し、販売開始から約1時間で全ての会社の全商品が完売しました。実際にパンを食べた来場者からは「おもしろい発想のパンが多く、味も美味しかった」との声が寄せられました。南阿蘇中学校3年生は子ども食堂を開き、小学生以下の子どもたちにカレーライスとクリームシチューを提供しました。
また、「はなちゃんのみそ汁」の著者である安武信吾さんが「食べることは生きること」と題した人権啓発講演会を行われ、食を通した家族の絆と、子どもが自分で台所に立ち、お弁当やみそ汁を作る経験が自立の力となることについてお話しされました。
その他体験コーナーやフリーマーケット、キッチンカーなどの出店もあり、多くの人に来場いただき大盛況でした。
◇起業体験プログラムに参加した生徒の声
「株式会社 白丸パン」を起業し「フルーツ串パン」を企画販売した坂井珀翔さん
当日は、想像より早く、約25分で200個すべて完売しました。販売もメンバーと協力し合い、楽しかったです。自分たちが考えたパンを、たくさんの人が食べてくれて、とても嬉しかったです。僕は将来起業したいと考えているので、そのための第一歩となる貴重な経験ができました。
