スポーツ スケートボード 女子ストリート

■松本 雪聖(いぶき)さん(若洲・竜北中2年)
4月18日、松本さんは町長を表敬訪問し、『第3回マイナビ日本OPEN ストリート女子』で優勝したことを報告。町長は「3年後のオリンピックに向けて元気に頑張ってもらいたい」と話しました。

近年オリンピックの種目として採用されてから盛り上がりを見せている、BMX、スケートボード、ブレイクダンスなど街中の身近な場所で楽しめるアーバンスポーツ。なかでもスケートボードは、オリンピックで日本人が優勝するなど大注目の種目です。
氷川町には、このスケートボードにおいて世界で活躍するアスリートがいます。
4月12日、三重県松阪市総合運動公園スケートパークで開催された『第3回マイナビ日本OPEN ストリート女子』で松本雪聖さんが初優勝しました。オリンピック選手も出場する中、予選をトップで通過。決勝では高得点の技を次々と披露し、2位以下に大差をつけて優勝しました。
「仲間で支え合って、ライバルだけどお互いに尊敬しあえるところ」スケートボードの魅力について松本さんはそう語ります。技を披露し点数を競う競技ですが、練習や大会での交流を通じて、お互いを認め合い切磋琢磨することが、結果以上に大事なものだと感じさせてくれます。
松本さんの練習拠点は宇城市のウキウキパーク。「世界大会で表彰台にのること」という目標に向けて、平日4時間、休日10時間の練習に励んでいます。他の人が遊んでいる時に練習する、ケガをしたときには他の部位を鍛えるトレーニングをするなど、ストイックに頑張っています。
世界大会で表彰台に立つことができたら、応援している方々にありがとうと感謝の言葉を伝えたい。また、今目標に向かって頑張っている子どもたちに「頑張ったらできる!」ということを伝えたいと話してくれました。

■スケートボード(ストリート)とは?
階段や手すりなど街を再現したコースで行われる競技。
45秒間でコース内を自由に滑る「ラン」と、難易度の高い技を披露する「ベストトリック」から構成される。