くらし 〔図書だより〕岩野公民館図書室より 今月の新刊を紹介します!

■じんせいはしがみついてなんぼです(著者:木坂 涼)
詩人・木坂涼×絵本作家・長谷川義史のタッグが生み出す、なんともユニークな動物の詩の絵本!
国語教室でも、改めて詩が注目されている昨今、ことばを存分に楽しめる1冊です。

■透析をやめた日(著者:堀川 恵子)
なぜ透析患者は「安らかな死」を迎えることができないのか?どうして「緩和ケア」を受けることができないのか?
10年以上におよぶ透析、腎臓移植、再透析の末、透析を止める決断をした夫。その壮絶な最期を看取った著者による息のむ医療ノンフィクション!

■蜩ノ記(著者:葉室 麟)
幽閉先での家譜編纂と十年後の切腹を命じられた男。
命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を山間の風景の中に謳い上げる感涙の時代小説。

■五観の偈(絵:はらだ ゆうこ)
五観の偈は、主に禅宗において食事の前に唱えられる偈文。唐代の南山律宗の僧、道宣が著した「四分律行事鈔」中の観文を宋代に王庭堅が僧俗のために訳したもの。道元の著作「赴粥飯法」における引用によって日本で広く知られるようになった。

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