- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県竹田市
- 広報紙名 : 広報たけた 2025年9月 NO.246
本市では、「血管を守ろう大作戦」をスローガンに掲げて健康づくりを進めています。心疾患や脳血管疾患、人工透析などの病気は、血管の老化、動脈硬化が大きな要因となります。生活習慣によって、血管を若返らせることもできれば、老化を加速させてしまうこともあります。
健康な血管が健康寿命延伸の鍵です。
毎日の生活の中で、健康づくりを実践しましょう。
■生活習慣病有病率(竹田市国保)
※高血圧、人工透析の有病率(国保被保険者における当該病名の占める割合)が、県内でも高い状況が続いています。
■実践その1「健診受けよん」年に1回健診受診
まずは健診を受けて、自分の身体の状態を把握しましょう。毎年受けることで、身体の変化も確認することができます。
■実践その2「野菜食べよん」減塩とたっぷり野菜(+野菜1皿)
高血圧の予防には、「減塩」が有効です!
塩分を摂りすぎるとなぜ血圧があがるの??
▽野菜は、1日350グラム以上食べましょう!
野菜に含まれるカリウムは、塩分(ナトリウム)を排泄して血圧を下げる働きをしてくれます。
大分県民の野菜摂取量は男女ともに、目標量に約100グラム(小鉢1.5皿分)足りていません。
両手1杯の緑黄色野菜 両手2杯のその他の野菜(海藻・きのこ類・こんにゃく)
↓
両手3杯の野菜=小鉢5皿
出典:県民健康づくり実態調査報告書大分県令和5年7月発行
■実践その3「動きよん」適度な運動習慣(+10分)
「今より10分多く」を目標に、いつでもどこでも身体を動かしましょう。普段から身体を動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモ、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。
掃除や畑仕事などのほか、テレビを見ながら・歯みがきをしながらの「ながら運動」もお勧めです。
・移動中…歩幅を広くする、早歩き、階段を使うなど
・仕事中…軽いストレッチングや、筋トレをする、定期的に立ち上がって歩くなど
・家事その他…掃除・洗濯で積極的に動く、歩いて買い物、こどもと遊ぶなど
・自由時間…散歩、ジョギング、ラジオ体操、庭の手入れなど
問合せ:保険健康課
【電話】63-4810