- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県指宿市
- 広報紙名 : 広報いぶすき 2025年12月号
■ロックハンプトン市の議員が本を寄贈 姉妹都市の友好のために
オーストラリア・クイーンズランド州の姉妹都市、ロックハンプトン市で地域議会議員を務めるエリオット・ヒルスさんが9月12日から24日まで指宿を訪れました。エリオットさんは滞在中にロックハンプトンの子どもたちから預かった手紙を市内の各小中学校に届け、指宿図書館へロックハンプトンを紹介する本を寄贈するなど交流を行いました。エリオットさんは「指宿の皆さんにロックハンプトンの事を知ってもらいたい。今後の友好に役立てば」と話しました。
■市民ワークショップを開催 将来が楽しみな指宿へ
市民ワークショップが9月25日にふれあいプラザなのはな館で開催されました。今後10年間のまちづくりの羅針盤となる第三次指宿市総合振興計画を作る前に、人口減少をはじめ指宿を取り巻くさまざまな課題について意見交換を行おうと開催されたもの。市民19人が参加し、未来の指宿について活発な議論が行われました。参加者は「行政と市民がもっとコミュニケーションを深め、将来が楽しみなまちづくりをしてほしい」と話しました。
■包括連携協定締結式 地域の労働力確保のために
ランスタッド株式会社との包括連携協定締結式が10月3日に指宿庁舎で行われました。同社は全国92カ所に拠点を置き人材派遣や人事代行サービスの提供を行っており、労働力確保や移住・定住の促進を目指し締結されたもの。猿谷哲(さるやさとし)代表取締役社長は「自治体との連携協定は全国初の取り組み。指宿の魅力を生かした人材募集と求職者が安心して指宿に来ることができるサポートを行い、活気溢れる地域社会の実現につなげたい」と話しました。
■第1回いぶすきモルック王決定戦 初代モルック王が決定
優勝を目指して競技を行う参加者第1回いぶすきモルック王決定戦が10月13日に鹿児島水処理スポーツドームで行われました。幅広い年代の人にニュースポーツを楽しんでほしいと市が企画。モルック王を目指して小学生から大人まで25チームが参加し、的を狙って木製の棒を投げ得点を競いました。小学生の部で優勝したはるはな魚見キッズの寺田絆人(てらだはんと)さん(大牟礼西)は「チームのみんなと毎週集まって練習していたので、最初のモルック王になれてうれしい」と話しました。
■枚聞神社で相撲大会 土俵で闘志をぶつける
第68回開聞ほぜ相撲大会が10月16日に枚聞神社の境内で行われました。相撲で健全な精神を子どもたちに鍛えてもらおうと指宿市開聞地区公民館長会が枚聞神社のほぜ祭りに合わせて開催。開聞地域の小中学生47人が参加し、男女と学年ごとに分かれて熱戦を繰り広げました。小学5・6年生女子の部で優勝した開聞小5年の松澤空珀(まつざわこはく)さん(西開聞)は「昨年も優勝したので2連覇できてうれしい。3連覇に向けて練習を頑張りたい」と話しました。
▽左の記事は市役所で職場体験をした私たちが作りました
指宿商業高校2年
藤川萌衣(ふじかわめい)さん 前畠羚心(まえはたれいみ)さん(寺)
初めて本格的なカメラを使って撮影しました。設定などがとても難しかったですが、相撲を取る子どもたちの迫力ある場面の撮影に挑戦し、写真を撮る楽しさを知ることができました。他にも2歳児健診やスポーツフェスタいぶすきの会場準備のお手伝いなどをしました。学校では教わることができない働くことの大変さや楽しさを学ぶことができ、とても貴重な体験となりました。今回の職場体験で経験したことを進路選択に生かしたいです。
■日本食品衛生協会会長表彰 おいしい料理をこれからも
日本食品衛生協会会長表彰を休暇村指宿が受賞し10月17日に市長へ報告しました。施設の衛生管理が優秀な事業所に贈られるもの。アレルギーがある人への食事の対応や調理場などの衛生管理、職員への食品衛生教育など徹底した衛生管理への取り組みが評価されました。飯嶋修(いいじまおさむ)支配人は「食の安全は飲食・宿泊業の一番の基本だと思っている。これからも職員一丸となって衛生管理を徹底し、安全でおいしい料理を提供したい」と話しました。
■山高生が清掃活動 大好きな駅をきれいに
山川高校の生徒による清掃ボランティアが10月17日にJR山川駅で行われました。普段利用する駅の清掃を行うことで、地域社会の一員として意識を高めてもらおうと同校が毎年行っている取り組み。生活情報科の生徒33人が駅舎内の窓ふき・トイレ清掃・駅舎周りの草刈りなどを行いました。3年の野間麗(のまうるは)(道下)さんは「山川駅は毎日通学で利用していて愛着がある。今日はピカピカにしようと無心になって掃除した」と話しました。
