健康 地域包括支援センターだより

■低栄養に注意しましょう。
◇日常的な食欲不振が続くとどうなる?
高齢期の偏食や食欲不振は、低栄養状態を招きやすく、次第に体力や免疫力も低下します。若いころは「食べすぎ」が要注意でしたが、年をとったら「食欲不振」に要注意です。

◇こんなことはありませんか?
小さな変化や不調に早めに気づき、それを放置しないことが大切です。
・食事を1日3食規則正しくとることは少ない。
・この半年間で(意図せず)体重が2キロ以上減っている。
・BMI(体格指数)*が「低栄養」が心配される20.0未満である。
*BMI=体重(Kg)÷(身長(m)×身長(m))
・食事は油脂類を避けさっぱりした献立ばかり食べている。
・常に食欲がなく毎日の食事が楽しめない。

◇高齢期は「たんぱく質」を意識してとりましょう。
特に高齢期には、筋力を維持して足腰の衰えを防ぐことが大切です。毎日の食事で筋肉の材料となる「たんぱく質」を積極的にとりましょう。
フレイル予防に必要な1日のたんぱく質量は、体重1kgあたり約1gとされていて、推奨量(65歳以上)、女性は1日約50g、男性60gです。毎食で意識して、必要な量をとるようにしましょう。(腎臓病などで栄養制限のある人は主治医に相談を)
右の表にある食材でたんぱく質を増やしましょう

問合せ先:市地域包括支援センター(市役所1階高齢者支援課内)
【電話】23-5225