くらし 宇宙センターだより

■H3ロケット7号機の打上げについて
新型国際宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)を搭載したH3ロケット7号機は、種子島宇宙センター大型ロケット発射場から次のとおり打上げ予定です(時刻は日本標準時)。
打上げ予定日時:10月21日(火)午前10時58分頃
打上げ予備期間:10月22日(水)〜11月30日(日)
今回打ち上げられる7号機は、H3ロケットで初めてとなるSRB‐3が4本、LE-9が2基の、最も打上げ能力の大きい「24形態」です。さらに衛星フェアリングも「W型」と呼ばれる新開発のもので、HTV-Xの大きさに対応するワイド仕様となっています。
HTV-Xは、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を担ってきたこうのとり(HTV)の後継機として開発された新型の補給機で、従来のこうのとりの優位性を維持しながら、輸送能力や運用性を向上させ、さらに将来の様々なミッションに対応可能なシステムを備えています。HTV-X1ではISSからの離脱後約3か月をかけて3つの技術実証ミッションを実施する計画です。H3ロケットとあわせ今後のHTV-Xの活躍にもご期待ください。
また、今回打上げの順番が入れ替わり、6号機よりも先に7号機が打上げられることになりました。6号機の打上げ予定等については決定次第お知らせいたします。
(記事の内容は9月2日時点)

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