- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県沖縄市
- 広報紙名 : 広報おきなわ 2025年12月号
障がいのある人たちの社会参加を推進し、障がいに対する理解と認識を深めるための週間です。
障がいのある人は、生活のさまざまな場面で不便を感じることがありますが、周りの人が理解し配慮や支援をすることで、自立の幅が広がります。
障がいのある人の社会参加は、周りの人の認識と理解があってこそ実現するものであり、誰もが心地よく安心して暮らせるまちづくりはそうした一歩から始まります。
障がいのある人とない人がお互いを尊重し支えあう共生社会の実現を目指して、私たちができることを考えてみませんか。
◆障害者差別解消法について
障害者差別解消法では、行政機関等及び事業者に対し、障がいのある人への
「不当な差別的取り扱い※1」を禁止し、
「合理的配慮※2の提供」を求めることなどを通じて、
「共生社会」の実現を目指しています。
行政機関や民間事業者から障がいを理由に差別を受けた等、何かお困りなことがあれば、ご相談ください。
※1 不当な差別的取扱いとは…正当な理由なく、障がいのある人に対して障がいを理由にサービスの提供を拒否したり、制限したりすることなどを指します。
※2 合理的配慮とは…障がいのある人が困っている場合に、過度な負担にならない範囲で、必要な支援を行うことを指します。例えば、車いすの人がお店に入る際に、段差にスロープを設置することなどが挙げられます。
◆障害者虐待防止法について
障害者虐待防止法は、障がい者に対する虐待を防止し、障がいのある人の権利擁護を図ることを目的とした法律です。
虐待は、身体的な暴力だけでなく、言葉による精神的な虐待、ネグレクト(放置)、経済的な虐待なども含まれます。もし、虐待を発見した場合は、速やかに市町村の障がい福祉担当窓口、または110番に通報してください。通報者のプライバシーは保護されます。
相談窓口:沖縄市障がい者虐待防止センター(障がい福祉課)
【電話】098-939-1212(内線3164・3212)【FAX】098-939-7739【E-mail】[email protected]
◆ヘルプマーク・ヘルプカードについて
ヘルプマークは、援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい人が、周囲に配慮を求めるためのマークです。
ヘルプカードは、緊急連絡先や必要な支援内容などを記載したカードで、緊急時や災害時などに、周囲に適切な支援を求めるためのツールです。
ヘルプマーク・ヘルプカードを身につけている人を見かけたら、電車やバスで席を譲る、困っている様子であれば声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。提示された場合は、記載されている内容を確認し、できる範囲で支援をお願いします。
ヘルプマークは、お住まいの市町村の窓口で申請し受け取れます。ヘルプカードは申請不要です。詳細は左記リンク先よりご確認ください。
◆沖縄県ちゅらパーキング(障害者等用駐車区画)利用証制度について
ちゅらパーキングは、障がいのある人や高齢者など、歩行が困難な人が、公共施設や商業施設などの駐車場を円滑に利用できるようにするための制度です。利用証を車の見える場所に掲示することで、専用駐車場を利用できます。専用駐車場を必要としている人が円滑に利用できるように、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
交付の申請方法は、窓口申請(お住いの市町村役場)、郵送申請(県庁)の2種類あります。詳細は右記のリンク先よりご確認ください。
問合せ:障がい福祉課
【電話】内線3164・3212
