文化 北谷町公文書館報 所蔵資料〔124〕

■「北谷町非核宣言」
核兵器廃絶や非核三原則の遵守を求める宣言や議会決議を行った自治体のことを非核宣言自治体といいます。日本では1980年代に入ってから非核宣言自治体が増加しはじめ、1984年(昭和59年)8月には非核都市宣言自治体連絡協議会が発足しました。この協議会は後に日本非核宣言自治体協議会と名前を変え、現在では365の自治体が参加しています。
北谷町では、1985年(昭和60年)3月11日に開かれた第53回北谷町議会において、北谷町非核宣言と北谷町平和都市宣言を可決しました。そして同年8月には、当時の島袋北谷町長と花城北谷町議会議長が第2回非核宣言自治体協議会総会に出席しました。また、この時、初めて町長と議長を含む町民11名が8月4日から9日までの日程で広島平和交流学習に参加しました。

[掲載資料]写真:A7002112016 第2回非核宣言自治体協議会総会(1985年)
※写真は本紙をご覧ください

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