- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県北谷町
- 広報紙名 : 広報ちゃたん 2025年10月号
水道の水は、皆さんの暮らしを支える貴重な資源です。水道の水のもとになるダムや川の水、地下水などのことを原水と言います。この原水はそのままでは飲むことができないため、浄水場で安全できれいな水にして皆さんに届けられています。ここで、浄水場のしくみについてご紹介します。
◆浄水場はどうやって水をきれいにしているの?
(1)着水井:浄水場に入ってくる原水の水量を調整します。
(2)混和池:水の汚れを固める薬品(凝集剤)を入れて、かき混ぜます。
(3)フロック形成池:薬品の力で集めた汚れのかたまり(フロック)をつくります。
(4)沈殿池:水の汚れのかたまり(フロック)を沈めて取り除きます。
(5)ろ過池:沈殿池で取り除けなかった細かい汚れを砂の層でろ過して取り除きます。
(6)オゾン接触池:有機物や臭いのもとを分解します。
(7)活性炭吸着池:活性炭の吸着力を利用して、有機物や臭い・色のもとを取り除きます。
(8)塩素注入設備:塩素を入れて消毒します。
(9)浄水池:きれいになった水を溜める施設です。
※このように浄水場では、たくさんの工程を経て、安全できれいな水がつくられています。
◆北谷町の水はどこの浄水場でつくられているの?
北谷町の水は、北谷町宮城にある沖縄県企業局が管理する「北谷浄水場」でつくられています。北谷浄水場でつくられた水は、北谷町の他にも沖縄市、北中城村、中城村、宜野湾市、浦添市、那覇市に供給されています。
北谷町では、町で管理する浄水場を所有していないため、沖縄県企業局がきれいにした水道水を購入して、みなさんの家や学校、会社、商業施設などに届けています。
お問い合わせ:上下水道課
【電話】936-3923