健康 [健康だより]あなたの肝臓は大丈夫?毎年、点検必須です!

沖縄県は肝疾患での死亡率が高く、西原町も例外ではありません。肝疾患は、働き盛り世代の男性の死因の上位を占めており、沖縄県ではアルコールや脂肪肝など生活習慣に由来するものが多い傾向です。
ところが、肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、重症化するまで自覚症状が出ません。実は肝臓は私たちの日常生活に欠かせない役割を担っており、食べ物の消化や栄養素の貯蔵、アルコールや老廃物の解毒など、重要な働きをしています。そのため、自身で定期的に状態を把握したり、生活習慣を気を付けていくことが重要です。点検方法は、健康診断などで行われる「血液検査」です。

●健診の「血液検査」でわかる肝細胞の炎症ダメージをみる項目
・AST~30U/L以下
・ALT~30U/L以下
肝臓に障害があると血液中に漏れ出てきます
・γ-GTP~50U/L以下
アルコールや薬物、脂肪肝などの影響を反映します

●生活の中で気を付けられること
□適量飲酒、休肝日は週2日以上
□バランスの良い食事、緑黄色野菜や良質なたんぱく質の摂取
□適度な有酸素運動
□必要以上に薬やサプリをとらない

肝臓は生活習慣の改善で、早期改善も見込めます。
皆さんもぜひ点検と、予防を!!

お問い合わせ:健康保険課 保健予防係
【電話】098-911-9163