- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県西原町
- 広報紙名 : 広報にしはら 2025年10月号 No.644
■8月15日 U-19世界選手権大会出場報告
崎山陽生(さきやまようせ)さん(首里高校3年)が令和6年8月にバーレーンで開催された男子バレーボールUー18アジア選手権大会で第4位となり、令和7年7月にウズベキスタンで開催された男子バレーボールUー19世界選手権に出場したという報告のため、町役場を訪れました。
崎山さんは「アジア選手権大会では第4位、世界選手権大会では第16位という結果に終わってしまったが、試合に出たり、相手のプレーを見たりと色々吸収できる部分があったのでいい経験になった思う」と話していました。
崎原町長は「今回の大会では、色んなことを吸収して学ぶことが多かったと思う。今回の経験を活かし、さらに成長し、活躍できることを期待している」と激励しました。
■8月17日 創作太鼓集団棚原弥勒(みろく)太鼓 20周年記念公演
棚原弥勒太鼓20周年記念公演がさわふじ未来ホールで行われ、大勢の観客の前で迫真の演舞を披露しました。また、阿波根直子(あはごんなおこ)琉舞研究所と獅舞風(shimakaji)の皆さんとも共演し、力強い太鼓の音と一糸乱れぬ華麗なパフォーマンスで観客を魅了しました。最後には、発足当時から踊り続けている「祈りで始まり祈りで終わる」ことをテーマにした「ミルク世果報(ゆがふ)ぬしるし」を披露し、棚原区の「伝統」であるミルク神「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」をエイサーを通して伝えていました。
棚原弥勒太鼓の糸数善将(いとかずよしまさ)代表は「創作から始まった棚原弥勒太鼓の歩みは、地域の想いと共に育まれ、今では次の世代へと受け継がれる”伝統”の形を帯び始めている。これからも、この太鼓に込められた魂を大切にし、地域に根ざした文化として継承し続けていきたい」と熱い思いを語りました。
■8月19日 東部消防組合表彰(功労表彰)式
砂川雄二(すながわゆうじ)さん、山城真倫(やましろまさみち)さんは、令和7年4月19日に西原町上原の共同住宅で発生した火災において、早期の初期消火活動、119番通報など消防活動に協力を行いました。火災発見と初期消火、119番までの時間が経過していれば室内全体および全室などへ延焼拡大していた可能性も十分あったことから、その功績が称えられ、東部消防組合消防本部より、表彰状と記念品が贈られました。
砂川さんは「本当に大事に至らなくてよかった。煙を見て、まだ間に合うと思い、助けに行った。部屋の中に消火器があれば、もっと早く助けに行けたと思う。今回で消火器の必要性を改めて感じた」と当時の状況を振り返られていました。
山城さんは、今回残念ながら表彰式へは都合が合わず、不参加となりました。
■8月24日 県内初!ダブルダッチ沖縄大会
沖縄県内初開催となる「freely OKINAWA ROUND」が西原さわふじマルシェで開催され、チャレンジ部門12名、アドバンス部門29名が出場しました。freelyとは、最も自由な15歳以下のダブルダッチ(2本のロープを使うなわとび)ソロプレイヤーを決めるバトル大会です。沖縄大会では、アドバンス部門の上位3名に全国大会の出場権が与えられます。厳選なる審査の結果、チャレンジ部門では、新里多笑(しんざとたえ)さん(9歳)が優勝、アドバンス部門では、浅川永和(あさかわとわ)さん(13歳)が優勝しました。
新里さんは「友達の分も頑張って優勝できたので、ずっとダブルダッチを続けたいと思う」と話しました。浅川さんは「今まで全国大会に出場できなかったので、やっと優勝できてよかった」と熱い思いを語っていました。
令和7年10月15日に西原さわふじマルシェ西原劇場でダブルダッチスクールが開講することに伴い、無料体験会が実施されます。詳しい内容は右記の「無料体験会申込」QRコードよりご確認ください。
※QRコードは本紙をご覧ください。
■8月26日 インカレなぎなた優勝報
第64回全日本学生選手権大会(インカレ)の女子演技で下地花南(しもじかな)さん(国際武道大学4年)と平安名(へんな)はなさん(同大学2年)のペアが優勝し、瀬長拓夢(せながひろむ)さん(同大学1年)が男子団体で準優勝し、報告のため町役場を訪れました。
下地さんは「最後の大きな大会だったが、今回も優勝し、二連覇できてほっとした」と話し、平安名さんは「初めてのインカレ出場だったが、多くの方々に指導いただいたことが結果に表れたので安心した」と大会を振り返りました。また、瀬長さんは「今回は2位だったので、来年は優勝を目指せるようにこれからも精進していきたい」と今後の意気込みを伝えました。
■8月27日 西原町の牛さん大集合!畜産共進会
西原さわふじマルシェで、西原町畜産共進会が開催されました。共進会とは、畜産農家が丹精(たんせい)を込めて育てた牛を一堂に集め、体格や発育状況を審査してより優れた牛を決めるイベントです。町内の畜産農家自慢の牛15頭がエントリーしました。
審査の結果、子牛2類で優等賞を受賞した園田博章(そのだひろゆき)さんの牛「なつめ」が西原町長賞に輝きました。
園田さんは「西原町長賞を2年連続取れてうれしい。来年も賞を取れるよう頑張りたい」と喜びを語りました。
■8月29日 みんなで育てよう!人権の花運動
那覇人権擁護委員協議会の事業である「人権の花運動植え付け式」が今年度の「人権の花指定校」である西原東中学校で開催されました。
この運動は、こどもたちが協力し、花を育てることによって、生命の尊さを実感し、その中で、豊かな心を育み、優しさと思いやりの心を体得することを目的として行われています。植え付け後、比嘉倖奈(ひがゆきな)さん(3年)が、「ひとりひとりが大切みんなで守る人権の輪」と決意を表明しました。
