- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県南風原町
- 広報紙名 : 広報はえばる 令和7年9月号
今年は沖縄戦終結から80年の節目の年です。沖縄戦の記憶と教訓を風化させず、命の大切さ、平和の尊さを、未来を担う次の世代に伝えるため、町民平和の日イベントを開催します。
■10月10日(金) 南風原町慰霊祭 14:00~
場所:慰霊祈和の塔
二度と悲惨な戦争を起こさないよう決意するとともに、世界の恒久平和を祈念して、慰霊祭を行います。
■10月11日(土)戦後80周年イベント
場所:南風原町立中央公民館
◯(1)町民平和メッセージの展示、平和パネル展(ロビー)
皆様から寄せられた「平和メッセージ」の展示、戦争と平和に関するパネル展を行います。
◯(2)子ども平和学習交流事業 学習発表
14:00~15:00(黄金ホール)
こども達から学ぶことは、多くあります。県内・県外(京都・広島)での学習や交流で、戦争と平和、差別と人権について学習した内容を参加児童(町内小学6年生8名)が発表します。
学んだこと・感じたことをぜひお聞きください。
◯(3)平和劇
15:20~16:20(黄金ホール)
沖縄戦当時、11歳だった大城勇一さん(南風原町出身)の証言を元に製作。沖縄本島、南部のガマ(自然壕)で起きた出来事を描いた平和劇の公演を行います。
◎戦争を、二度と繰り返さない
■慰霊祈和の塔
南風原小学校から道をはさんだ向かいに建てられた慰霊碑です。南風原町出身の戦没者4,481名が刻銘されています。毎年10月12日の町民平和の日前後に、南風原町遺族会による慰霊祭が開催されています。
■町民平和の日
終戦後の昭和21年(1946年)1月23日南風原村役所(当時は役所としていた。)が大見武収容所(現与那原町)に設置されました。その後昭和21年10月12日、地元(現南風原小学校)で役所業務が開始されました。その時期は、本土疎開者や九州へ疎開した児童の引き揚げ、再会の喜び等、焼土と化した沖縄・南風原の地で新しい時代を切り開いていく機運が高まっていました。そのことから戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和の大切さを伝え発信するための日として「10月12日」を「南風原町民平和の日」としました。
■平和学習など
町内には、「沖縄陸軍病院南風原壕」をはじめ多くの戦跡が残っています。平和ガイドによる案内も行っていますので、平和学習にも活用ください。
◎詳しくは、南風原文化センターのホームページをご覧ください
▼平和メッセージ募集
今年は沖縄戦終結から80年の節目の年です。あなたの平和への想いをメッセージにしてお寄せください。
10月11日に、イベント会場(南風原町立中央公民館)にて展示を行います。
◯メッセージの投函方法
裏表紙の「キリトリ線」からメッセージカードを切り取り、平和メッセージを記入して投函してください。(インターネットからの投函も可能です。ホームページをご覧ください。)
◯メッセージ投函箱(記入例)
以下の4カ所に、投函箱とメッセージカードを設置しています。
(1)南風原町役場1F町民ホール
(2)中央公民館ロビー
(3)南風原文化センターロビー
(4)ちむぐくる館ロビー
◯メッセージ募集期間
8月4日(月)~9月19日(金)
(記入例)
8月1日
世界中が笑顔でいっぱいになってほしいルン。
byはえるん
◎記入した日を記載
◎名前やペンネームの記載は自由です。
詳細及びインターネットからの投函は、ホームページをご覧ください。