- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県渡嘉敷村
- 広報紙名 : 広報とかしき 令和7年5月号
■地域おこし協力隊とは…?
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、おおむね1年以上3年以下の期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、各種の地域協力活動を行う人のことです。
地域おこし協力隊員の活動に要する経費は、地域おこし協力隊に取り組む自治体に対し、国から特別交付税措置があります。
※特別交付税は、受入自治体における取組実績を事後的に調査の上、実績に応じて総務省から自治体に対して交付されるものです。
名前:小林茂雄(Shigeo Kobayashi)
出身地:⾧野県
年齢:66歳
所属:渡嘉敷村役場 観光産業課
地域おこし協力隊として着任してから2年が経ちました。昨年度は渡嘉敷港での観光案内と、渡嘉敷区大綱曳きのための稲作の補助活動をいたしました。
今年度は港で案内人を続けながら稲作にも注力し、農業や地域振興のお手伝いをしていきたいと思います。
任期は3年間ですので、来春に自立・定住できるように活動してゆきたいと思います。今年度もよろしくお願いいたします。
◎3-4月の活動トピックス[皆さんの協力を得、田植えを行いました。]
3月20日、機械植えの終わった田んぼに、手植えで稲の苗を補植しました。来る7月19日(旧暦6月25日カシチー)に行われる伝統行事「渡嘉敷大綱曳き」の大綱の材料となる稲藁は、毎年、渡嘉敷区⾧・知念優さんの田んぼで栽培されています。今年は2月5日に種籾を浸水し育苗しましたが、低温により生育が悪く3月上旬の田植えの予定がこの日となりました。
当日は多くの村民が田植えボランティアをしてくださいました。中でも渡嘉敷区の神里さん、伊波さん、大村さんの3人の女性大先輩は、昔の経験を活かして大活躍してくださいました。知念さん、皆さん、ありがとうございました。
◎令和7年度の活動内容
(1)渡嘉敷港での観光案内(継続:主に土曜日曜休日、平日の午前に観光案内)
(2)コミュニティ田んぼ活動(継続:住民参加による稲作と大綱曳きの継続支援)
(3)沖縄県離島体験交流事業の支援(継続:本島の小学生の体験活動の受け入れ)
(4)SNSを活用した観光情報と地域おこし協力隊活動の発信(継続:Facebook)
(5)コミュニティ売店の開店と運営(新規:野菜無人販売所、リサイクルポスト)
(6)その他、農業・観光に関わる地域振興活動の補助(継続)
◎Facebook「沖縄県渡嘉敷村 地域おこし協力隊」で渡嘉敷村の魅力を発信しています。