- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県八重瀬町
- 広報紙名 : 広報やえせ 令和8年2月号
■城間仲(ぐすくまなか)と芋泥棒
字友寄 出身
話者:明治43年生 女性
昔、城間仲という裕福な人がいました。城間仲はお金持ちで、たくさんの使用人を雇って暮らしていました。しかし、使用人たちは貧しい生活をしていたため、城間仲の家からこっそり芋を持ち帰っていました。
城間仲はそのことに気づいていましたが、怒ったり責めたりせず、こう言いました。「貧しい生活で苦しくても、一生懸命働いている。食べるものが足りないから芋を持ち帰るんだろう。そういうことだから、知らないふりをしておきなさい。」
この話を聞いた人々は、「城間仲さんはお金持ちで大変優しい人だ」と話しました。また、「城間仲さんは心豊かでみんなに慕われ、いつまでも幸せに栄えるだろう」と言う人もいました。
このように、城間仲の優しさや人柄は多くの人に伝わり、その結果、城間仲とその子孫も長く栄えたという話を聞きましたよ。
今回、掲載した昔話は昭和57~59年に八重瀬町内各字の皆様のご協力を得て収集した昔話の内の一話です。「八重瀬町伝承話資料保存継承事業」(令和5、6年度)の一環で使用許諾を得られた話を紹介しました。
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