- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県八重瀬町
- 広報紙名 : 広報やえせ 令和7年10月号
10月25日は『空手の日』。今年で制定20年を迎えます。
この記念日が制定されたのは、1936年10月25日に「空手」という表記について話し合いが行われたことをもとに、2005年3月の沖縄県議会にて、空手のさらなる発展と世界平和へ貢献するよう願いを込めて、10月25日を『空手の日』に制定することが宣言されました。
県内で広まり世界へと羽ばたいた空手の魅力を、町内道場・県主催イベントとともにご紹介します。
▽「空手とはどんな武道?」
空手は沖縄発祥の伝統的な武道で、型(形)を通じて相手の攻撃を予測したり防御技術を磨いたりするもので、心技体のバランスを追求します。琉球文化の一部として、礼節を重んじる精神が根付いており、子どもから高齢者まで幅広い世代が学び楽しむことができます。
世界空手連盟には200の国と地域が加盟し、世界の競技人口は1億人を超えるといわれています。
▽まちの空手文化を支える小林流小林舘八重瀬空手道場―伝統を守り続ける想い
今年で道場開設50年を迎える小林流小林舘八重瀬空手道場(字小城)を紹介。
道場主の金城哲(きんじょうさとし)さんはその技と精神を次世代へ伝えることに尽力しています。
「現在道場には、保育園生から75歳までの門下生が練習に励んでいます。指導するときは、相手を叩く・倒すのではなく、相手に叩かれても自分の身は自分で守ることを教えとして大切にしています。空手指導を通して、青少年健全育成に取り組んでおり、あいさつや礼儀作法など基本的なことを徹底して取り組んでいます。」
▽町内道場一覧
・沖縄剛柔流空手道協会 増田空手道場(字当銘64)
・沖縄空手道小林流小林舘協会 八重瀬空手道場(字小城60)
・沖縄小林流空手古武道協会 仲里本部道場(字友寄903-41)
・(一社)沖縄伝統志道館古武術国際連盟 中村道場(字屋宜原68)
・琉球古武道保存振興会総本部(字上田原30)
・国際空手道連盟極真会館沖縄県支部 八重瀬教室(字屋宜原516-1)
※町内すべての道場・教室を掲載しているものではありません。あらかじめご了承ください。
▽沖縄県主催「空手の日」イベントのお知らせ
・10月25日(土) 「奉納演武」
・10月26日(日) 「記念演武祭」
★今年は制定20周年を記念して県民広場(県庁前)でイベントを開催予定!
詳しくは空手の日HPへ(本紙12ページにQRコードを掲載しています)
