若い世代にもバスを利用していただこうと、期間限定で、妊婦や子ども、子育て世帯の「ナッキー号」の乗車を無料化。休日運行も試行します。
■妊婦や子ども、子育て中の皆さん!ナッキー号の乗車が無料に!
8/1⇒来年3/31
■ナッキー号が休日運行!
8/1⇒9/1
■子育て世代から寄せられた声
※市HPなどで令和6年6月にナッキー号無料化について意見募集
・もうすぐ1歳になる子どもと一緒にバスに乗ると喜ぶだろうな。
・ベビーカーでの乗り降りは、どうしても時間がかかってしまいます。お急ぎの人もいるでしょうが、温かい目で見守ってほしいですね。
・親子でバスに何回か乗って慣れてきたら、子どもだけで出かけられるかも。私も小学生の頃、弟とバスで祖母の家まで行っていたことを思い出すな~。
■妊娠すると、車の運転が怖くなる
「妊娠すると、車を運転するのが怖い。できるだけ、バスで安心して出かけたい」
そんな声が市に寄せられる中、子育てを応援する県の補助金を活用し、妊婦や子ども、子育て世帯を対象に、コミュニティバス「ナッキー号」の運賃を無料化(8月〜令和7年3月)。若い世代の皆さんにも公共交通を利用いただく機会にしてもらおうと考えました。また、平日のみ運行の「ナッキー号」を、8月から1カ月間は、休日も運行し、その必要性を検証します。
■「ナッキー号」の路線拡大や増便が簡単にできないワケ
「ナッキー号」は、公共施設や商業施設を結ぶ交通手段として、平成17年に登場。1乗車100円と運賃が安いこともあり、高齢者を中心に、買い物や通院などに活用いただいています。
そんな中、休日運行のほか、運行ルートの拡大や増便を求める声が、市に多く寄せられています。しかし、路線拡大や増便を図ることで、バス事業者の経営を圧迫し、今ある路線バスの廃止につながるおそれがあります。また、「ナッキー号」の運行経費は年間約2000万円。そのうち運賃収入と協賛金は約430万円となっていて、大部分を公費で賄っているのが実情です。
そのため、既存の路線バスとの共存を図りながら、移動手段を確保していくことが求められています。
■コミュニティバス「ナッキー号」
妊婦・子ども・子育て応援キャンペーン
◇フリーライド(無料乗車)
8月1日~令和7年3月31日
乗車無料の対象(利用方法)
(1)妊婦(母子健康手帳かマタニティマークを提示してください)
(2)18歳未満(高校生含む)の子ども(生徒手帳、生徒証明書、健康保険証などのいずれかを提示してください。小学生以下は提示する必要はありません)
(3)保護者1人(18歳未満の子どもとの同乗を運転手にお伝えください。2人目以上の同乗者は運賃が必要です)
※期間中、優先席(4席)を新たに設置
◇土・日曜日、祝日の運行
8月1日~9月1日
夏季限定で休日運行を試行します。どなたでもご乗車いただけます。
■バスに乗って、創作意欲倍増!
「バス」の絵はがきand川柳を募集
◇バスの絵はがき…絵手紙、筆文字などで、バスのある風景、乗車の感想など
◇川柳…公共交通(鉄道・バスなど)に親しみを感じる句
応募期限:9月6日金
◎詳しくは市HPか、都市計画室(【電話】63-7749)へ
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