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きらり四日市人 Vol.136

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三重県四日市市

■経済・株式レポートコンテスト「日経STOCKリーグ」で最優秀賞受賞
四日市高校3年生
岸田奏美(かなみ)さん(左)・前田明日香(あすか)さん(中央)濱沖玲英(りょうえい)さん(右)
※写真は、本紙またはPDF版をご覧ください。

四日市高校の生徒3人が昨年度、「三重県の半導体産業」をテーマに選び、調査・分析したレポートコンテストで最優秀賞を受賞しました。中学・高校・大学から約2100チームが参加した中で頂点に立つ快挙。「半導体産業で地域を発展させる」という目標を設定し、金融・経済を学習した3人に、得たことや将来の夢などを尋ねました。

▽暮らしの豊かさを支える半導体に着目
前田さん:テーマに半導体産業を選んだのは、コロナ禍で半導体不足が問題になっていたことに加え、学校近くに大手の半導体メーカーがあったからです。そもそも半導体についての知識はなかったのですが、ネットや本で調べるうち、身の回りの物の多くに半導体が使われていることを知りました。半導体は暮らしの豊かさを支えている、三重県が誇る半導体産業を世界に羽ばたかせるために、投資対象として最適だと考えました。

▽企業訪問などで深まった学び
岸田さん:ネットでの調査に限界を感じたため、企業や大学、自治体など8カ所を実際に訪問することにしました。多くの協力を得て産業の技術革新、関連企業の繋がり、人材育成の取り組みなどについて教えていただき、いろいろな角度から学びを深めることができました。

▽投資のための独自の視点が高評価
濱沖さん:仮想投資に当たっては、各企業の評価を点数化し、さらに「応援したい」と思える企業にお金を託すための独自の視点も盛り込みました。結果としてそれが高校生ならではの視点だと高評価に繋がったようでした。

▽得意分野を生かして未来へ
前田さん:もともと経済に興味があったのですがさらに関心が高まり、大学では会計についても学んでみたいと思っています。
岸田さん:物事を複合的にとらえる思考力が鍛えられました。またデザインや編集にも興味を持ちました。
濱沖さん:多角的に企業を見られるようになり、論理的にレポートをまとめる力も付いたと思います。将来は海外で金融工学を学びたいと考えています。

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7月放送のCTY-FM「よっかいち わいわい人探訪」でも紹介します。(放送時間は裏表紙へ)

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