■学校給食と食物アレルギー
日本における学校給食は、1889年(明治22年)に山形県の私立忠愛小学校で、無償で食事を提供したことが始まりとされ、戦後は、子どもたちの栄養状態改善の必要性から、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるための教材へとその役割を変えてきました。
さらに近年は、子どもの食物アレルギーの増加から、全ての児童・生徒が安心して学校生活を送ることができる環境づくりのため、学校給食におけるアレルギー対応(除去食対応)を実施しています。
しかし、このような命を守るための必要なアレルギー対応が、当事者である子どもや保護者にとっては『「偏食」や「特別な対応」と捉えられないだろうか』といった心配ごとにつながっている場合もあります。
このようなことから、「周りの子どもたちの食物アレルギーや除去食対応についての正しい理解の共有」や「原因食品の除去と偏食とを区別すること」などを給食指導において大切にしています。
今後も教職員だけでなく、学校、学級、児童・生徒、保護者も含めて、アレルギーによる事故を防ぎ、安全・安心な学校給食づくりを進めていきます。
問い合わせ:
教育総務課【電話】382-1214【FAX】383-7878【E-mail】kyoikusomu@city.suzuka.lg.jp
教育支援課【電話】382-9055【FAX】382-9053【E-mail】kyoikushien@city.suzuka.lg.jp
人権政策課【電話】382-9011【FAX】382-2214【E-mail】jinkenseisaku@city.suzuka.lg.jp
<この記事についてアンケートにご協力ください。>